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ルネサス、1万人超削減を検討 主力工場売却も

 業績の悪化している半導体大手、ルネサスエレクトロニクスが従業員1万人超の削減や主力工場の売却などを検討していることが26日、分かった。人員削減は当初6千人規模で調整していたが、経営体質の抜本的な改善に向けて上積みした。不採算のシステムLSI(大規模集積回路)事業を切り離し、自動車向けなどが好調なマイコン事業に特化する再建案を取引銀行に提案した。

 同社は、システムLSI主力の鶴岡工場(山形県鶴岡市)を台湾の半導体受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)に売却。これに伴い、従業員も移管する方向で調整している。また、鶴岡以外の工場も統廃合して早期退職者を募集。従業員約4万3千人のうち削減幅を1万人超に増やす方針だ。

 また、最大1千億円規模とみられるリストラ費用を捻出するため、主要株主の日立製作所、三菱電機、NECなどに増資の引き受けを要請する。

 システムLSIは、組み込む製品や顧客ごとに仕様が異なり生産効率が悪い上、テレビなどデジタル家電の不振で需要が低迷。世界市場トップのマイコン事業の足を引っ張っている。このため、同様にシステムLSIの不振で苦しむ富士通、パナソニック間で事業統合交渉を急いでいる。