「ほめる」とは、辞書的に言えば、
「人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言ったり、たたえたりする」
ことをいうようだ。
最近、褒めることが少なくなっているような気もする。
人間には承認欲求があり、満たされればよい効果が生まれるだから、
褒めなければいけないと、頭ではわかる。
でも、できない。
なぜだろう、と考えてみる。
相手を評価する材料が足りないのだろうか?
いや、材料はあるかもしれない。
評価するポイントを見逃しているのかもしれない。
では、なぜ見逃してしまうのだろう?
自分の中でその相手に求めるものが高すぎたのだろうか?
種々のことに気を取られて、相手をちゃんと見ることができていないのだろうか?
野村克也さんが、
「人は無視、賞賛、非難の3段階で試される」
という格言を残したが、
私の考えもそれなりに近いものがある。
無視することは私の性格上できない。
だから最初のうちは、
自信を持ってもらいたいので、「賞賛」
しかし、賞賛ばかりでは向上できないので、はっぱをかけることになる。
私はどうしても向上心を持ってもらいたいので、
賞賛の言葉をかけないことも少なくないのだが、
少し空回りをしている感が否めない。
「賞賛」の段階をクリアしていない状況なのに、クリアしたものとして「非難」の段階の指導になっているかもしれない。
今の学生は「打たれ弱い」と方々から言われることは頭にはあり、
その気質に合わせた対応をとるのが利口なのだろうが、
今後の成長をかんがみ、それでいいのかという疑念が払しょくできないでいるのも事実だ。
ほめるというのは難しいものだと感じる今日この頃である。