
今店頭に並んでいる『大阪人』3月号、司馬遼太郎特集号なんだけども、是非読んでみてください。
なんたって、定例会メンバーの林宏樹さんも書いてはりますから☆

こうして見ると、司馬さんの、司馬さん好きによる司馬さん好きのための特集みたいに見えるけども、司馬遼太郎はまだまだこれから、という人(無論、私も然り)も、入り込んで楽しめます。
林さんは、司馬さんの作品数点にフォーカスして、作品の舞台となった地や司馬遼太郎ゆかりの地を、街歩きしてはります。
お寺、神社、街道の街並み、ごはん。
書店、バー、商店街、ごはん。
街歩きって、かならずその土地の人と交わるから好き。
私が一人旅はいいなと常々思う所以はそこなんだけども、そんなことを思い浮かべるページです。
「司馬遼太郎を読んでると、人間が好きになる」と言わしめる作家、もっと読んでみたくなるなあ。
ちなみに、“オオサカノオト”なる、大阪のミュージックシーンを紹介するページには、大西ユカリ姉さんが!
それから巻末のインタビューものは、今回は小林 薫さん☆
ああ、ヨダレもんだわ。
そして町田康さんの連載エッセイには、また可笑しくて笑い声が出る。
この雑誌、続いて欲しいなあ。