本日、ついに親友が挙式。

新郎新婦の優しくて朗らかな人望が自然につくりあげた、あったかくて微笑ましい式だった。

ゲストは主役を映す鏡だと、つくづく感じた。

私は新婦友人代表のスピーチを仰せつかった。

自分が人前で話すのが苦手なことは十二分に自覚しているので、端から空でスピーチをすることは諦めていたけれども、式の開始後2/3は緊張しきり。

新婦に宛てた手紙を読む手は震えた。

恥ずかしくて、事前に家で親に聞いてもらって練習することもしなかった手紙。

私は私らしく、私にしか伝えることが出来ない新婦の素顔をゲストのみんなに知ってもらって、そしてなにより、新婦に祝福と感謝の気持ちを伝えたかった。

つたない言葉だったけど、聞いてくれている新婦の目頭が真っ赤になっているのが視界に入っただけで、私はもう十分だった。

彼女が私にスピーチを任せてくれたことを、生涯誇りに思う。

本当にありがとう。

幸せになるんやで。