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大西ユカリ姉さんのOSAKANパワーをビシビシ浴びにいった。


アロージャズオーケストラとのコラボという、それは贅沢なライブ。


一緒におつきあいくださったのは、奈良在住のすてきなお姉さま、ろみひーさん。


おうちが忙しいにもかかわらず、駅まで迎えにすら来て下さった。


お昼は美味しいギョーザ屋さんに連れて行っていただいて、ありがとうございました☆


カツサンド惜しかったけれども、ギョーザ屋さんのギョーザはもちろん、牛スジ煮込みスープには参りました。


なにげにショップカード持ち帰りましたよ(笑)



さてさて、ライブのこと。


ユカリさんの歌会だから、そりゃーコアなヤング(ろみひーさん談 笑)がけっこういるんだろうと思った。


ら。


場所は橿原文化会館、午後3時。


町内で参加者を募って集まったと思われる雰囲気のシルバー世代で満席。


ちょいと、いや、けっこうたまげた。


けどもそこはアロー、むしろそれを狙っていたとみえて、今日のテーマは「ジャズと仲良くなろう!」的な趣向だった。


オープニングはスタンダードジャズからスタートしたけども、次第に歌謡色を深めていって、『なごり雪』とか『心の旅』なんかをジャズ風にガラリとアレンジしちゃってたもんな。


『高校3年生』でもなんでもジャズにしてしまうんだから、そりゃあみんな喜ぶよねえ。


第二部からはユカリ姉さんが登場して、『テネシーワルツ』から始まった。


そういや、綾戸智絵のテネシーワルツも聴いたことがある。


どちらもコッテコテの関西人なんやけども、やっぱ雰囲気違うよな。


綾戸智絵は、トークも炸裂するけれど、ベースはジャズの王道。


そしてユカリ姉さんは、同じくトークは爆発、ベースは歌謡。


そう、歌謡なのです。


ジャズと歌謡って、ソウル的にはなんだか似てるような気がするんだけども、詳しいことはわからんが、似て非なるものなんだとは思う。


うーん。


越路吹雪が歌うシャンソンみたいなものか?


とにかく、ジャズが肩肘はらずにスーッと入ってくる。


だって、テネシーワルツを日本語で歌ってるんやもん。


すると、 あ、これってあちゃらの歌謡曲なんやわ、って親しみを感じるようになる。


そう、難しいこといわんと楽しみゃあええやん!っていうあっけらかんとしたパワーがあるんす。


う~ん。好き(笑)


姉さんの歌唱力には、昔から憧れておりました。


今日はますます、カッコいい姉さんの虜になりました。


男も女もどうしようもない生き物やけど、なんか好きやねん。  とでもいいたげな姉さん。


スターやのにスター然としてない、人間くさくて泥臭い、大阪を愛する姉さん。


私が“大阪に暮らしてよかった”と思うのは、こういう人がいることを知ったときやなあ。