カナダに来て、しかも最終日になんで日本食やねん、と最初は思った。
が、なかなかどうして、オサレなお店。
しかも、1週間あまり、バイキング→ランチコース(デザート付き)→しっかりディナー(デザート付き)の毎日。
思った以上に、胃袋は故郷を求めていた。
私は海外生活は無理かもしれない、とすら思ったほどだ。
(実際、海外で暮らす日本人は、それなりに普段日本食を作ってるはずなんだけど 笑)
たしか“スパイシーツナ”っていうネーミングだったと思う。
一番最初に出された1品。
赤いつぶつぶは、実は数の子なんだな。
これがけっこうワサビきいてるんだ。
方々から感嘆の声が上がった、ごはんにお味噌汁。
このお味噌汁が感涙モノだった。
本気で美味しいダシが出ていて、ごはんにはぱらぱらとごま塩。
てんこ盛りのてんぷらも出てきたけども、正直、ごはんとお味噌汁をおかわりできたらもうそれだけでOK、という心境。
日本人のご主人は、カナダに来て35年になると言ってました。
日本人観光客だけをターゲットにしていては、観光シーズン以外の時期に閑古鳥が鳴いてしまうので、カナダの人たちに受け入れてもらえるお店をつくるようにしたそうで。
ということは、十分日本人が喜んでいるこの味は、カナダ人の口にも合うということか。
食の融合ですな。
私達日本人以外にも、地元の人たちもたくさん入っていて、流行っていそうなお店でした。
【MⅰSO】