今朝は早くから目が覚めていた。
宿のおかみさんの朝ご飯をキャンセルしてまで敢行するんだから、ご来光を逃してはいかん!
宿は浜に近いとはいえ、さすがに暗いうちから出るわけにはいかんので、空が明るくなるのを待って、本当に勝手に宿を出た。
ら。
玄関を出たところに、なんとおかみさんが立っていた!
しかも「はい」と手渡されたのは、栄養ドリンク!!
「浜まで送っちゃーばい」
おかみさん、マジでカッコイイ!
「私も若い頃はなんでもやろうとしてたからね、あんたは娘みたいなもんよ」
って。
なんか泣きそうになった。
「こげん早よう来てから、店には誰かおるとね?」
誰もいないんだけど、おかみさんに心配かけたくないのでちょっと嘘をついた。
艇庫前には本当にパドルボードが置いてあって、そそくさと着替えて出艇。
ご来光に間に合うか!?
目指す地点には届かなかったけど、浜から100mくらいのところで日の出を拝むことができた。
思えば、おかみさんが送ってくれなかったら日の出には間に合わなかった。
感涙。