先日まどさんが100歳になられたと、TVでやっていた。

やわらかくて優しい詩を生みだす、素敵なおじいちゃん。

インタビュアーが、どうやって詩が浮かぶのですか、みたいなことを訊いた。

まどさんが、言った。

「知ったようなことを言っちゃってるけどね。
でもなんにも知らないんですよ」
と。

限りなく奥が深い、陽向も日陰も似合う方です。

今も毎日、いろんな色をつかって、お絵かきをされているまどさん。

その傍らに詩がかきつけてあって、最後に“うふふ”なんてつぶやきもある。

まどさんの目には、毎日なにが映るんだろう。