今日晴れたからといって
明日晴れるとは限らない
だからといって曇るとも限らないのです

わたしたちが望むもの

春と名付けられた2月の夜
ケモノの臭いをはなった
汚いおんなは自動販売機の灯をめざしました

その光が眩しくて
その真っ白な光が痛いくらいで
この世界が真っ白になっていくようで
そして
光とはいったいなんだろう
そう思うのです

あるバスの運転手
彼は孤独であるし貧乏です
1月1日に
慣れない時代遅れのスーツを着て神社にお参りにいきました
靴は
履き廃れたスニーカーでしたし
20年前に母からもらったスニーカーであったのです。

そのちぐはぐのたたずまいに
通り過ぎる街なみは
通り過ぎる街なみは
彼を孤独としていくのです。


わたしたちの
わたしたちの望むものは

わたしたちの
わたしたちの望むものは
今日なのです

わたしたちの
わたしたちの望むものは
今日なのです

わたしたちの
わたしたちの望むものは
明日ではなくて
今日なのです

明日ではなくて
今日なのです