ホッとカフェ 1月22日(月)

来店者4名  スタッフ4名

 

2024年明けましておめでとうございます。

 

ですが、能登地方は新年早々に大きな地震に見舞われてしまいました。

被災地の皆様にはお見舞い申し上げます。

 

さて、昨年末に検討したとおり、「おしゃべりだけでなくテーマを設けての話も」ということで

今回は

「死ぬときは自宅で? 自宅での看取り」

 

を糸口に資料も用意し、いつになく充実したカフェとなりました。

 

特に本日初参加の介護職経験者のYさんが豊富な実践経験にもとづいていろいろなケースを話してくれ、大いに参考になりました。

 

他の参加者も親の看取りを終えた経験や、

今現在、高齢の親・兄弟を看ている人の話など

様々な老後があるんやなあ、と感じ入った次第です。

 

Yさんはご自身の経験から「老健」の問題点を指摘されました。

 

リハビリ等で限られた期間入院しても退院後に十分なサポートが受けられず

また他の施設に入院を繰り返すなど、

良くないケースをいろいろ見てこられたようです。

 

実態を把握して制度の見直し、改革が必要と思いました。

 

※老健とは・・・    

介護老人保健施設。要介護1以上の高齢者(65歳以上)が、自宅復帰を目指すための介護施設。

 

  老健では、医療ケアやリハビリが必要な方のための介護施設

 

前提として「在宅復帰を目指す」

という目的があり、入居期間は原則3カ月~6カ月。

 

  病気や骨折などで入院をしていた方が、「家庭に戻るのはまだ不安・・・」

 

と感じた場合に、ショートステイとして老健を利用される方が多い。

 

 

≪当日配布した資料≫

・「枚方市の訪問系看護サービス事業所一覧」

(高齢者サポートセンターに置いてあります)

【オープンデータ】介護サービス事業所一覧 | 枚方市ホームページ (city.hirakata.osaka.jp)

 

・「くずは地区医療機関一覧」

医療機関マップ | 一般社団法人枚方市医師会 (med.or.jp)

 

・「枚方市在宅医療・介護連携推進事業の相談窓口 

   080-8523-2882 月・水・金 1時~5時(訪問看護師が対応)

 

枚方市地域包括支援センター(高齢者サポートセンター) | 枚方市ホームページ (city.hirakata.osaka.jp)

 

ちなみに在宅での見取りは簡単ではなく以下の点も心得ておかなければなりません。

 

・あらかじめ本人、家族等でよく話し合いして、お互いに合意し、

                           在宅医療の主治医、

         訪問看護師、

         ケアマネジャーなどとプランを立てる。

 

・かかりつけ医に相談。

 

・訪問診療をしていない場合は別の医者を紹介してもらう。

 居住地の医師会に相談→紹介してもらう。

 

・死亡診断時から遡って24時間以内に医師の診察を受けていないと

 警察に連絡しなければなりません。

  

 参考:人はどう死ぬのか 久坂部羊 著 講談社現代新書)

 

 

本日の茶菓子:鳩サブレ(スタッフのおみやげ)、おかき

       ルイボスティー、コーヒー