「すずらんのつどい」は20159月「すずらんの集い―いっしょに考えてみませんか福祉・介護―」をテーマとしてケアマネジャー経験者を中心に結成しました。常時メンバーは5名。

拠点は大阪府枚方市の北部、楠葉地区においています。

 

近づく超高齢化社会を見つめ、高齢者福祉の学習、関係者との情報交換、枚方市の高齢者施策についての話し合いなどの活動をしてきました。

今回、介護保険の要支援1となった方から、支援を受けるまでのいきさつを投稿していただきましたので、紹介します。

 

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私は男性です。80歳で初めて介護保険の申請を致しました。結果は「要支援1」でした。

 

私は10年以上一人暮らしを続けています。最近食事をつくり食べることが段々億劫になってきました。コロナ禍では尚更です。

 

「要支援1」は、枚方市が実施する「介護予防日常生活支援総合事業」を利用することが出来ることになっています。

 

私は生活援助訪問事業の「調理」について支援を求めました。(ところがケアプランを作成する)市の地域包括支援センターの担当者は「これ(調理支援)は認められない」として、枚方市が実施している「教室型通所介護事業所」へ行くようにとのことでした。

 

利用者の事業を選択する権利は全く無視されました。私は枚方市に知人を通じて苦情を申し出ました。話し合いの結果、支援員と私で一緒に調理することで利用が認められました。

 

現在、週に一度来てくれる調理支援の方は「ここへ来て調理するのが楽しい」と私を元気づけてくれています。私も今まで知らなかった調味料の使い方が勉強できて助かっています。                 (投稿者S)

 

             

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地域包括には、「今どのような支援を必要としているか聞き取る力」

「支援を受けられる内容を詳しく説明する力」

が必要と思われます。

新たに支援を受けようとされる方は、全く介護事業に関して素人なので・・

おそらく、調理支援と調理を委託との違いを地域包括は説明しきれなかったのか?

介護用語が、むつかしすぎる(業界だけで分かる使い方になってる)のかもしれません。

(担当Sより)