大阪府枚方市広報1月号では、

高齢者・しょう害者施設に新たに入所する前のPCR検査が無料

との記事がありました。



また、大阪府は1月21日から

「高齢者施設スマホ検査センター」を開設しました。

スマホ検査センターは、

高齢者施設等におけるクラスターの発生防止と感染拡大の最小化を目的

として、職員・利用者に少しでも症状が出た場合に、インターネットから検

査申し込みができるというもので、簡易・迅速に検査ができるとしていま

す。

 

今後は、申し込みが発熱や咳などの症状がある入所者や職員の検査は、

検査センターに直接申し込みすることになります。

http://www.pref.osaka.lg.jp/chiikifukushi/coronafukushi/index.html

これは、一歩前進ではあるけれども、

症状が現れてからの検査では、感染拡大を防ぎきれないというのが、専門

家の意見です。 

 

やはり、定期的な予防的検査が必須と考えます。

枚方市の新型コロナ対策が、後手となった結果、介護施設で多数のクラス

ターを発生させています。

 

介護施設で多数のクラスター防止のため、お隣の寝屋川市では、介護施

設の職員に無償でPCR検査を実施するとの新聞報道がありました。↓

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb5774fcb71737352332e81da25dc090dc874e61

寝屋川市では、高齢者施設での新型コロナウイルスの集団感染を防ぐた

めに、2月1日から定期的なPCR検査を無料で行うことになりました。 

検査の対象となるのは、寝屋川市内の特別養護老人ホームなど21カ所の

施設で働く職員約800人。 検査は2週間に1度行われ、その費用の全てを

寝屋川市が負担します。

とのネット記事が掲載されています。

 

枚方市の対策は、立ち遅れが目立ちます。

1月28日には自宅療養していたコロナ感染者の母娘2人が急死したとい痛

ましい事件が報道されました。

(11月下旬に発症、自宅療養中の12月2日に突然容態が悪化し、救急隊

を要請するも二人とも死亡という報道でしたが、何故1月下旬になって発表

されたかは不明です)

 

いずれにせよ、事態が好転するのはまだ先のようです。

 

すずらんの集いでは、介護施設を訪問して今必要な施策に

ついての聞き取りを行っています。

聞き取りの内容は

 
 

1-1 枚方市は、衛生用品(グローブ、消毒液、マスクなど)の支給を事業

所に行っているとのことですが、足りていますか。まだ足りないものはあり

ますか。

 

1-2 自前で調達した衛生用品等の費用請求は大阪府(「かかりまし経費」

の申請)にしていますか。

 

2 昨年からのコロナ禍で事業所の減収等が予想されますが、通常時と比

べどれくらいの減収がありますか。 直近3ヶ月の平均でもかまいません。

 

3 枚方市は、市内の事業所と定期的に意見を交換する場(事業所別連絡

会等)をもっていると話していますが、十分に意見が言える機会は保障さ

れていますか。また枚方市の、事業所へのコロナ関連の支援のための情

報提 供やサポート体制等は十分でしょうか。

 

4-1 別紙にあるようにPCR検査の拡充を、枚方市も他市にならい早急に

行うように要請していますが、濃厚接触者でなくても自主検査を行い後か

ら大阪府に検査料の請求ができると聞いています。事業所でのPCR検査

についての現状や意見などをお聞かせください。

 

4-2また、差しつかえなければ身近に起こった利用者、家族、職員などの

感染の状況や、濃厚接触者への対応  などあれば、具体的に教えてくだ

さい。またその際に、困ったことや対策などもあればお書きください。

 

5 2月5日(金)には、枚方市への要請行動を行います。枚方市への要望

等あればお書きください。

 

6 2月10日には、厚生労働省とも話し合いを行います。国への要望等あればお書き下さい。

の6項目です。

 

施設の方々の声を、直接行政へ届けるため頑張ります