6月7日~6月21日まで、「平和で豊かな枚方を市民みんなでつくる会」は、枚方市内で、今、国会で審議されている「安全保障関連法案」に対する市民投票を行いました。枚方ビオルネ前や樟葉市駅前の街頭等で行い、昨日、開票を行いました。
トータル、8時間の街頭行動と一部、出張投票で票を集めました。今、焦点化している問題だけに知っている方も多かったですが、中には、知らない方や関心のない方もおられ、この取り組みが、、そのような方にも今後、どこかでつながるきっかけになればと思います。
投票前には、こちらからの意思誘導はあえて行わず、投票してもらいましたが、賛成は16%、反対77%
その他(白票、△など)7%という結果でした。法案に「平和」ということばでごまかそうとする姑息な政府のやり方にもかかわらず、市民ははっきり見抜いているのです。
明確に反対の方は、自ら近付いてきて投票してくださいました。そしてメッセージを書いていただいた方もかなりおられました。
「私たちの意見」を書いたチラシも作成し投票してくれた人だけでなく、広く市民に配りました。
「私たちの意見」
政府は、昨年7月に「集団的自衛権」の行使容認に向けた閣議決定を多くの国民が反対する中、強行しました。そして今、開催されている国会で、その法整備に向けた関連法案を成立させようとしています。しかし、この間の国会審議の中でも明らかなように、これらの法案は、「平和」とは全く無縁な「戦争法」というべき内容になっています。
戦後70年、日本がこの間、戦争に巻き込まれることもなく、また自衛隊が人を殺すことも、殺されることもなく来れたのは、憲法9条に象徴される「平和憲法」に守られていたからです。
しかし今、まさにその憲法が踏みにじられ、日本の自衛隊が海外のあらゆる所に出て行き、他国と一緒に戦争を行う軍隊へと変えられようとしています。
戦争を体験した方が少なくなっていく中で、私たち一人ひとりがもう一度、「戦争」について考える必要があるのではないでしょうか。「戦争」は遠い世界の話ではなく、現実に私たちの身近なところに起こっている、起ころうとしていることを、みていく必要があると思います。
今回の関連法案について、その内容をしっかり注視し、その危険性について考えていかなければなりません。
今後も、この戦争法案を廃案にするまで、運動を、続けていきたいと思います。
6月24日は、東京の国会前で開かれる、反対集会にも参加したいと思います。