6月14日(日)楠葉生涯学習市民センターで、介護の講演会&交流会を開催しました。

参加者は、18名、介護に関心のある市民や、介護サービスを利用されている方、介護事業所の方も来られていました。


前半は、京都の専門学校で福祉を教えている先生の講演、後半は参加者の交流を行いました。

講演は、とてもていねいに分かりやすく話していただき、参加者からは、とても勉強になったという感想が聞かれました。


私も以下の点を感じましたが


1、国の福祉施策の変遷がわかり、いかに福祉に税金を使わなくしてきたか振り返れた。

2、2年後に要支援者のサービスが大きく変わるが市町村の関わりが大きくなるため市への働きかけが  

  重要である。


3、介護の課題で定期的に集まりを持つことを確認


参加者からは、2年後、地域支援事業に移行すれば私たちのサービスがどうなるのかという質問に、介護する側が無資格の職員やボランティアにおきかえられれば、事故なども起こりやすくなるのではないかという危険性が増す意見もでました。また「介護保険」は保険と言いながら、実質、保険料を払わないことを拒否することはできないので、税金と同じではないかという意見、またサービスを受けている当事者からは、当事者も勉強し、おかしいことはおかしいと声をあげていかないといけないという力強い声もきかれました。


また今回の介護保険の改訂で、ますますサービスが制限される一方で、市民の負担は増えるばかりですが、介護保険料も今後、更に値上がりが予想される中、保険料の段階設定などについてもみていく必要性があるという意見もでました。


今後、更に学習を深める機会を作るとともに、介護職場の現状や、そこで働く職員の声も、もっと聞いていける機会をつくっていければと考えています。