奔る合戦屋
随分前に「奔る合戦屋」を読みました。
上巻
下巻
この作者の作品を読むのは初めてですが、
テンポといい、世界観といい、久しぶりに読んでいて
夢中になれる小説でした。
その気持ちのよい世界から一転した、
ラストの思うようにならない絶望的な世界が、
ぶつけようの無い怒りを増徴させます。
石堂一徹が実在する人物だったら、いいのにと思ってしまいます。
また、実在するかのような他の登場人物や背景が
歴史好きにはたまらないのではないでしょうか?
確か5月くらいに読んだのですが、
今でもストーリーをちゃんと記憶しています。
珍しく人に勧めてみました。
読み応え度:★★★★★
もちろん、その後の石堂一徹を描いた「哄う合戦屋」
も読みました!!
こちらも
読み応え度は:★★★★★

