母から、私が送った物資が届いたという電話があった。
電話口で、何度も『ありがとう』を繰り返す母。
同じ頃、親戚からもたくさんのガスボンベが届いたらしい。
『ありがたいね』と、言う母。
ほんと、ありがたい。
届いたボンベで、送ったスパムの缶詰と並んで手に入れた野菜を使って、早速炒め物を作ったとのこと。
そして、先日はプロパンを使ってる方からお風呂を頂いたそうです。
震災以来のお風呂。
湯に浸かりながら泣き、炒め物を食べながら泣き、電話で話しながら泣く母。
『ありがたいね、良かったね』と言い、電話を切りました。
電話で話してる時は、ほんと『良かった』とほっとしたのですが、切った途端に訪れる感覚。
なんとも表しがたい、後ろめたさのような罪悪感のような気持ち。
この震災で、大切な方を失った方、住むところを失った方、未だに連絡が取れず不安な日々を過ごす方。
そんな方々がたくさんいるのに、決して手放しではないけども、家族親戚知人のことで『良かった』と思う自分。
『良かった』って…思って良いんだろうか。
心がせめぎあいます。
苦しくなります。
一日中こうなるわけじゃないけど、ちょっとしたきっかけで、こんな気持ちに襲われます。
どんだけ考えても、答えは出ないし出るわけないとも思う。
ほそぼそとしか募金は出来ないけど、節電は出来る限りしてます。
被災した方々に対して、今はこれしか出来ないんだけど、自分のやれる限りはやろうと思ってます。
だから…っていったらあれだけども、『良かった』って思っても良いですか?
許可を得るべき事でもないのだろうけど…。
『良かった』って思うことをどうか許して下さい。