釣りネタが無いので、また昔話行きましょうかあせる





とある予選会でのことですが・・・




尾鷲のチャビンあたりの磯へ3人で降りました。秋磯だったのでオキアミ4枚に配合4袋くらい持って行ったでしょうか??





当然?あのへんは物凄いエサ取り。ハコフグ、キタマクラ、チョウチョウウオ、フグ、ネンブツダイ・・・ オールスターズがウソのように湧いてきます。グレは全く見えません。




遠投という方法もあるのですが、そのときは感覚的にやりませんでした。とにかくそのエサ取りの中を突破させようと何度も試みます。





しばらくすると見えるか見えないか?の2~3ヒロの深さでチラっとグレが見えるようになりました。しかし1~2匹が一瞬チラッとする程度・・・。しかしそれを狙うしかありません。


どうやったか?




マキエを同じ個所へ一気に デカシャク下手で山盛りすくい上げてドボッドボッと速く4投




エサ取りがマキエの中心にワ~~!!と集まります。(当然先にサシエは付けてあり)あえてマキエの中心に素早く仕掛けを入れます。




当然サシエに気づいて食おうとしますが、チモトに2B打ってあるのでスイ~と沈んでしまいます。普通なら目立って追っていくのですが、エサ取り同士がひしめきあって自分のいるタナを過ぎてしまうと追えないんです。しかも大量のマキエが集中していて、追ってるより目の前のエサを食おうとします。




チモトに2B打ったサシエはハリス分2ヒロ沈みます。ウキはG2、馴染んでウキでブレーキがかかります。しかしG2ウキなんでそのまま沈め釣り。かなり速いスピードで沈む沈め釣りですが(笑)




ある程度はウキを見て、よく見えなくなると穂先で付いていく・・・




もちろんこの方法でもなかなかサシエは通りませんが、たまにグレが喰ってくるようになりました。
深く入るのでたまに瞬殺で切られることもありましたが、他の2人は釣っていないので太くせずにそのままキーパーを増やしていきました。





結果どうなったか? キーパーが10枚か5枚か忘れてしまいましたが、私は何度も入れ替えに成功して全て30cmクラスで船中1位で予選抜け。




一緒に上がったお二人は、私の釣り方を見に来た方がキープ1枚、もう一人が0でした。予選抜け出来る磯に上がっても、釣り方で全然変わってくるのです。




0の方が「配合エサは何使いました?」と聞いてこられたのはガクッときましたけど(笑)配合エサの魚寄りの差じゃないって・・・(^^;




船に乗り込むと近くの磯に上がった方がけっこう釣ったらしく「マキエを叩いて打つとエサ取りが散るからそれを利用するんや」と言っていました。しかし今日の状況では少々叩いて打ったところでダメだったような気がしました(当然叩く打ち方も試した)




集中的なドカ撒き、タイミング、そしてあの仕掛け、それをとにかく手返し手返し




その方は私よりグラムは少なかったです。




ま、ともかく自分のそういう釣り方は磯よりも堤防グレの経験でしたね





なんか自慢ぽくなってすいません。でもやっぱり釣れた大会はよく覚えてるので(笑)



「グレ釣りは釣れれば正解とも言えるが、違う方法ならもっと釣れたかもしれない」当時こんなことをよく言ってました。


今なら「グレ釣りは楽しければ正解。ま~釣れんと楽しくないけどな(ニヤリ)」でしょうかね




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