70代の父は忘れ物の常習者。
年齢的な問題ではなく、昔っから変わらない。
我が家から車で三時間半かかる所に住んでおり、時々孫の顔を見に母と遊びに来ます。
泊まりに来ては、老眼鏡や薬、財布といった無くてはならないものや、途中で買って自宅に持ち帰るつもりだった生鮮食料品等々、何かしら必ず忘れて帰ります。
父は何でも母任せ。自分の都合で色々な所に物を置きっぱなしにするので、母がうっかり見過ごすと、忘れて行くんです。
私が気づいてすぐに電話をし、途中から引き返してきたのも1度や2度ではありません。
今回の忘れ物は、ずばり、メロンです
父一人で、仕事で我が家の近くまで来るから、帰りに立ち寄って自宅で採れた野菜を置いて行くとのこと。
父が来る時間に私は居ないので、次男が学校から帰っていたら、次男に渡してと伝えていました。
移動中の父から電話があり、
「道の駅でメロンを買うから、帰りにそれも届けるけど、いくつ欲しい?」というもの。
私「みんなメロンやスイカに飽きてるから、1つか2つでいいかな。」
その夜帰宅してみると、リビングに野菜とメロンが5つ
私「い、5つ?」
実家に電話をすると、
母「そうなの。お父さん、うちの分のメロンまで置いてきちゃったんだって。6つあるでしょう?」
私「6つ?5つでしょ?」
…結局メロンはしっかり6つありました
食べ頃の1個が、父の助言で次男によって冷蔵庫に納められていたわけです。
我が家に着いて、野菜やメロンを玄関に置き、トイレを借りてスッキリした父は、メロンのことなどスッカリ忘れて靴だけはいて帰って行ったのでした