無事でありますように。 | しましろとしろさんの自由日和。

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娘(成人済み)と息子(学生)を送り出し、しろさん(猫・5歳)と暮らしています。
大まかに、にゃんこ、観葉植物のことを書いています。

こんばんは。


もし、今ここに、現在まだ比較的猶予のある方がいらしたらと思って更新します。



ほんとうに胸が痛くて、リアルタイムでニュースが見れないのですが……うちにあるハザードマップを確認し、今は名称が変わっているかもしれないけれど、いちばん最低ランクの「水防団待機水位」水防関係機関が水防活動の準備を始める目安となる水位の段階で、雨量や避難まで、比較的時間に猶予のあるかたがいらしたら、施しておいてほしいことや、避難する際に思い出していただけたらと思うことを書きます。




⚫避難経路の確認


お住まいの地域の避難経路をまずは確認してください。


河川の近くなら橋などが回避できる経路を。


土砂災害の可能性が高いならそこを背に避難できる経路を。


垂直避難と呼ばれる方法で、高い階層に避難できるのであればその経路を。


慌てず、どの避難がご自身にとって最適解かを再確認してください。




⚫排水溝に水嚢を


以前、被害のあった方からおしえていただいたのですが、豪雨などの水害時は下水が逆流し、トイレやお風呂、洗面所、キッチンなどの排水溝から水が噴き出ることがあるそうです。



40~45Lのゴミ袋に半分ほど水を入れて、空気を抜いてぎゅっと口を縛ったものを排水溝に置くだけでいいとのこと。



避難勧告は出ていない地域に住んでいた方でしたが、浴槽の排水口から泥水が溢れてきたと聞きました。


結局避難はしなかったけれど、その後の始末が大変だったそうです。


もし、時間的に猶予のある方がいらしたら、試してみてください。




⚫避難時はできるだけ衣類を濡らさない


避難される際は、暑くてもレインコートなどを着用してください。



衣類や肌が濡れていると、ふだん以上に体力を消耗し、思うように動けなくなるそうです。




⚫避難時は各自、傘を


傘は、差すためではなく、地面を刺すために使ってください。

抱っこで避難できない年齢のお子様にも持たせてください。



マンホールの蓋がずれていたり、濁った水で地面の凹凸が目視できないなど、避難の際に怪我をする恐れがあります。




⚫マンホールなどに落ちたとき


万が一、マンホールに落ちた場合でも慌てないで。



なにかの本で得た知識ですが、人間は体の数%は浮くようにできているそうです。



焦って水面に手を伸ばしたら、その数%が奪われてしまうから、できるだけ鼻と口を水面に出すように背泳ぎのような体勢がよいとのこと。




⚫「もうヤバイ」のふたつ前で避難してほしい


どんな災害もそうですが、私は日本しか知りませんが、危険だと国が判断したらテレビやラジオ、ネットで教えてくれます。


どうか、生きることを選んでください。


コロナ禍で避難はしたくないかもしれないけれど、生きていてほしいです。


会ったことも話したこともないけれど、生きていてほしいです。


避難損だったな、くらいであってほしい。




私はおそらく、少なくとも生まれてからは水害が起こったことがない地域に住んでいて、今も多くの方が知っているであろうことを書き連ねているかと思います。



でも、けっして他人事と思っているわけではないです。



この生息地で40年の人生で初の地震も数年前に経験したばかりです。



ただただ、これ以上の被害がなく前線が消えてくれることを願っています。



どうか、これ以上悲しむ人も苦しむ人も増えませんように。



どうか、みなさんが無事でありますように。