先日政府が保育士、介護士の賃金を3%程度、月額で約9,000円引き上げる話が浮上していましたね。記事の中に、保育士の平均月収が315,000円と記載されていましたが、ホントにそうでしょうか。
介護士も同様です。介護士や保育士がなぜ人員不足なのか、なろうとする人が少ないのかを真剣に考えるべきです。看護師や介護士の分野で説明すると、医療・介護は診療報酬・介護報酬が決まっており、コロナ禍で病院が倒産する場所もある事から、維持していくだけで精一杯という所も少なくありません。当然従業員の給与は上がらない為、将来的な面を考えると介護士等は給与が上がらないから辞めて転職している人が続出している訳であり、それが月9,000円程度の賃上げを1回した所で、何も変わる事はないでしょう。また給与が上がらないとなると、働いている方のモチベーションの低下や、以前起きたような高齢者の虐待とかにも繋がる可能性も考えられます。医療・介護の分野は休日も少なく、残業代が出ない事も日常茶飯事で、ブラック的な体質の組織も多いですね。
元々賃上げは会社等の組織が行う事であり、政府が行う事ではありません。雇用する側が毎年年収を上げていく仕組みを政府側が整えていく事だと思います。頑張って働いている方が報われる、そんな社会を目指して欲しいですね。