、文庫本発売を楽しみにしていた、「三匹のおっさん ふたたび」を読みました。
4月からのドラマ第2弾も待ち遠しいです。これについてはまた改めて書くとして。
著者の有川浩さん繋がりで、しばらくぶりに手に取った「空飛ぶ広報室」。
そしてこれの特徴は読んでいたらドラマ版のほうも観たくなるということ。
文字を追うことで、登場人物や背景を思い浮かべる楽しさは読書の醍醐味だなあと常々思います。
文字だけで、色や音や世界観など表すことが出来るって素晴らしい。
けれど、ドラマにはドラマの良さがあることを教えてくれます。
空飛ぶ広報室は、何と言っても映像がいい。
様々な飛行機の臨場感あふれる映像の数々。
身近で鑑賞する機会はそう多くないので、文字からの連想だけで私の頭で想像するには乏しいのだけど、ドラマがあることでよりリアルに想像し疑似体験が出来る。
そして脇役も含めた登場人物が皆魅力的で、人間関係の変化がとても丁寧に描かれている。
こういうお仕事があるんだ、と垣間見ることが出来る。
そして恋愛描写はあくまで爽やか(←ここ重要)。
いい大人なのに、お前ら高校生か!というほど…w
安室奈美恵さん唄う主題歌「Contrail」、その名の通り飛行機雲と抜けるような青空と、ドラマの名シーンが浮かぶ曲になりました。
(ちなみに、真っ青な海が浮かぶ曲は…松原剛志さんの唄う「海賊戦隊ゴーカイジャー」ですw)
ドラマから知ったからということもあるけど、原作は原作で好き、ドラマはドラマで好き、という感想を持つ作品は初めてかもしれません。
今まで観てきたドラマの中で、一番好きな作品になりました。
以下、印象に残ったシーンを書き留め。
1話→空井が感情を剥き出しにして泣き叫び、リカが頭を撫でるシーン。
2話→りん串で↑のことを鷺坂から空井に語られ、比嘉が顔と仕草で再現するシーン。
3話→新婦の父の隣に座った空井が、リカを手招きするシーン。
りん串にて、酔ったリカが、柚木に抱きつきながら空井へ詫びるシーン。
4話→柚木&槙のやりとり、エレメントのシーン。
5話→稲葉が柚木を助けるシーン
6話→比嘉・片山・空井のお仕事やりとり、浜松のT4が飛んで皆で見上げるシーン。
7話→山岳救助ヘリではなく、救難隊と訂正したこと。リカと藤枝の誤解が解って喜ぶ空井。
8話→柚木とリカの飲みシーン、「何万光年もの隔たりに気が遠くなりますー」「おーい地球に戻ってこーい」のくだり。
9話→鷺坂と阿久津の会話シーン。
10話→空井とリカが並んで空を飛行機を眺めるシーン。
11話→鷺坂からの「既成事実」メールを受け取った広報室メンバーと阿久津の反応。