昭和の戦士

有給休暇を２カ月分残したまま

定年まであと20日。

休日出勤の予定まで入れられて

平成年度最後の一日まで使い倒されるも

世の為、人のため。

自分の身体は

気持ちが悪くなるほど首も腰も凝ってキツいのに

整体にかかる時間もつくれない。

それでも

自分の都合より、仕事を優先させ続ける。

自分の仕事は

地域を守り、国土を守り、

ひいては人を守ることに繋がるから、と。

そんな意識を持つ人間を

自分自身の心身の安寧の為に

最後の最後まで使い倒そうと列を成す、

プライド持たぬ軟白戦士たち。