
深夜12時、うちに到着しました。
顔をさすりながら、名前を呼ぶと
一瞬、嬉しそうな顔に、
しかし、徐々に目の色が薄くなり、
あっという間に、
虹の橋を渡ってしまいました。
わずか1分足らずのことです。
苦しさを我慢して、
私が帰ってくるのを、ずっと待ってたみたいです。
もっと早く帰ってやればよかった。
いや、霧ヶ峰なんか行かなかったら良かった。
11年間、沢山の幸せをもらいました。
最後は残念でしたが、ハルも幸せだったのでは。
よくわかりませんが、
そう思うことにします。