7月第一週、キング先生の指導対局です。
 
6月のキングクラスの日、午前中の生徒が少なくて、最後はなんとマンツーマンに
緊張するものです。。
その時に、『飛車落ち右四間飛車定跡は、上手玉の一番固いところを攻めに行くので、下手も大変。6筋の位を取る指し方をしてみたら!?』というアドバイスをいただきました。
ただ、所司先生の赤本にはそういう指し方は出ていなくて。。。
 
先生、6五歩と位を取る指し方が出ている本ってありませんか
と聞いてみたら、思い当たらないご様子。
 
でも、その形に誘導してくれました。
 
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上手が矢倉を作って、ますます右方向が固い。
ここで、では6筋の位をとってみるか。。と、▲6六歩。
 
でも、腰掛け銀とのバランスが悪いような気がして、
『私、右四間+腰掛け銀にしない方が良かったですか!?』と聞いてみたのだけれど、そんなことはないと。
6筋の位を取るなら、飛車を振って、王様右に囲った方がいいのではないかと思ったのだけど、『そういう指し方もあります。』
こうやって右銀は腰掛けちゃって、右四間にしてしまうと、もう王様を右に囲うということはできない。
『いえ飛車を振らないで6筋の位を取る指し方もあります。』
ふぅ~~ん・・・シラー
 
 
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そして、玉の囲い方がわからない。。。
 
6筋がスカスカで(って自分で歩突いたのだけど)、王様上がりにくい。
とりあえず、美濃囲いでも目指すかと、
こわごわ▲7八銀。
ただ美濃囲いという低い陣形で構える感じじゃなくなっているので、きっと銀はもりもり出て行って、王様をその影からするする左に避難させるという方針を立ててみた。
そんなヒマがあるのか疑問だったけど。
 
 
 
 
 
 
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最初に何も考えず、いつものように▲3六歩と突いていたのを逆用されている。
ただ『上手としてもかなり苦し紛れの手』なのだとか。
 
ここで、左側に手をかけるとか、しておけば良かったのだけど。。。
 
その数手前から狙っていたので、やっと私の番っ!!と、
▲4五歩と仕掛けてしまった。
これが悪手。。。
『上手の無理攻めの顔が立ってしまった。』
 
 
 
 
 
イメージ 4見事に桂馬まで活躍されている。。
でも、ここは本当に自分のターンだと思って。。。
本当は▲7五歩と行きたいところだけれど、そうすると先に右側で桂交換されて△7六桂と打たれそう。
じゃぁ6筋
と悩んでいたところに、
『歩を突いて攻めて行くのがいいですね。7五とか。。』とキング。えーー先生、それは桂交換されて桂馬打たれちゃうのではないかと思って。。。と言うと、『ああ。。確かにそれは気にした方がいいですね。』だそうです
▲6四歩はどうかと思っているのですけれど・・・と言うと、『その方がいいですね。』といつものジェントルマンスマイルで。
 
だけど実はその先がわかっていない。角を端に覗こうかとも思ったのだけど、そんなの金寄られて受かっちゃうし。。じゃぁ、いいかわかんないけど継歩かっていう程度の私。
でも結果的に、▲6四歩△同歩▲6五歩の継歩は『いい手でした。』とのこと。
▲6五歩は『取れないと思いました。』と感想戦で。先生は早逃げしていきました。
 
 
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すっきりしてきた局面。
 
でもいろいろ考えてしまって、どれも上手くいかないと悩んでいたのだけれど、▲6一角が一番わかりやすく早いと。
 
最初に読んだ手ではあるんだけれど、何だか逃げられそうな気がしたのだけれど。。。
 
▲6一角△5三玉▲4三角成と切って、飛車が王手で成りこめます。いつもだったら一番好きそうな手なのに、この時は意外に指しにくい感じがしてしまいました。
 
 
 
 
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自玉に詰めろがかかっていないので、詰めろ詰めろで迫ろうとガンバルのだけれど、いちいち受けられて大変。
 
こんなに受かるんだ。。。と感心しながら見ていた。
 
最後に香車を打ったら投了してくれました。
時間切れだったのかしら
 
 
上手としては、6筋の位を取られるのは結構イヤなのだとか。またやってみたいけれど、定跡派の私にとっては、定跡手順を完璧に知りたい気分。
もう1回、キング先生の時にやってもらうと思います。
 
 
難しかったけれど楽しかった棋譜です。
 
 
手合割:飛車落ち
下手:私
上手:先生
△3四歩    ▲7六歩    △4四歩    ▲4八銀    △3二金    ▲4六歩
△4二銀    ▲4七銀    △5二金    ▲5六銀    △3三銀    ▲4八飛
△4三金右  ▲3六歩    △5四歩    ▲6六歩    △6一玉    ▲6五歩
△7二玉    ▲9六歩    △9四歩    ▲7八銀    △6二銀    ▲6八玉
△5三銀    ▲6七銀上  △1四歩    ▲1六歩    △2四銀    ▲5八金右
△7四歩    ▲7八玉    △3五歩    ▲同 歩    △同 銀    ▲4五歩
△3六歩    ▲4四歩    △同銀上    ▲4七金    △4五歩    ▲6六銀
△3三桂    ▲6八飛    △4六歩    ▲4八金    △4五桂    ▲6四歩
△同 歩    ▲6五歩    △6二玉    ▲6四歩    △5二玉    ▲6三歩成
△同 玉    ▲5五銀左  △5二玉    ▲4四銀    △同 銀    ▲4五銀
△同 銀    ▲2二角成  △同 金    ▲6一角    △5三玉    ▲4三角成
△同 玉    ▲6三飛成  △3四玉    ▲3五歩    △同 玉    ▲2六銀
△2四玉    ▲1五歩    △3四銀打  ▲3五歩    △4四角    ▲1四歩
△同 香    ▲同 香    △1五歩    ▲1九香

まで82手で下手の勝ち