散歩のお花写真は飽きてきたので、また次の機会に。
今日はとっておき。
本のお話。
【 奇跡の旅人 】 という本をご存じだろうか?
この本はドイツの古い民話をベースに書かれた物語だ。
ご存知方も多いとは思うが、物語をひと通り書き起こすことにしよう。
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昔、さまざまな国を旅するひとりの旅人がいた。
旅を続けて行くうちに、旅人が立ち寄る街で、不思議な出来事が起こるようになった。
旅人が訪れた街だけが 天災を免れたり、宝を発見したり。
旅人を世話した人の病気が治ったりと、 奇跡のようなことが続いたのだ。
奇跡のような不思議な出来事が重なるにつれ、旅人の噂は各地に広まっていった。
人々は旅人の事を 【 奇跡の旅人 】 と呼ぶようになっていった。
広まった噂で、旅人は様々な街からの招待をうけるようになる。
中には大金を積んで招待をするような街もあったが、旅人は 頑としてそれを受け入れようとはしなかった。
なぜなら旅人は、奇跡はすべて偶然 であるということを理解していたからだ。
自分に奇跡を起こすチカラなどない事を知っていた旅人は、
『 訪れた街で奇跡が何も起らなかったら自分はどうしたらいいのだろう?』 と苦悩していた。
そして旅人は旅をする事を辞め、山の奥深くで独り、ひっそりと暮らし始める。
しかし旅人が山奥に暮らしている噂は、またしても広がっていき、
旅人の奇蹟にすがろうとした人々が、旅人の傍で暮らすようになっていった。
だが旅人の周りに大勢の人が集まったころ、思いも寄らない出来事 が起った。
大きな災害が起こって、旅人を除く全員が亡くなってしまったのだ。
その出来事以来、旅人は 【 悪魔の旅人 】 と言われながら、再び旅を続けることになった。
何処に行って疎ましがられる旅人であったが、訪れたある街で人々から、ある話を持ちかけられた。
「 隣町に大変怖い病気が蔓延している。だが特効薬が出来た。
この薬を持って隣町の人達に飲ませてあげてくれないか?
キミが帰ってきたら、ずっとこの街に住む事を許可するよ。」 と持ちかけられたのだ。
旅に疲れ切っていた旅人はその話を了承した。
街の人々の言った 「 隣町の怖い病気 」 の話は真実 であったが、
「 特効薬 」 の話は嘘 であった。
旅人を早く街から追い出したい為に、そうした話を持ちかけたのだ。
街の人々の話を信じた旅人は偽物の薬を持って、 すぐに隣町へと向かった。
隣町へ着くと、話通りに怖い病気が蔓延していた。
すぐさま街の人々に持参した偽物の薬を飲ませ、旅人は看病にあたった。
そして数日が過ぎると、人々の病気は 奇跡のように治ってしまった。
旅人は喜んで、この話を持ちかけられた村に帰っていった。
しかし、それから何日経っても旅人は街に戻ってこなかった。
それ以来、旅人が何処かの街を訪れたという噂も、旅人を見たという人もいなくなってしまった。
奇跡の旅人は消えてしまった。
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いかがでしたか?
ちょっと悲しいお話ですね。
えっ? なんでこんな話を延々としたのかって?
えっ? なにか言いたいことがあるのかって?
ん~。
そんなもの理由も大意もなんにもありません♪
こんな話は嘘っぱちです♪
こんな本・・・実際にはありません♪
だってこの話は銀ネコが中学生くらいの時に作った絵本の話だもん♪
長々読んでくれた奇特なお方がいたら・・・申し訳ない!!
こんな銀ネコだけどさ・・・
Will you still love me tomorrow ?
何をしても懲りずに愛されたいと願う身勝手な銀ネコなのであった・・・。