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私の絵本をお手に取ってくださる皆さま
出逢ってくださる全ての皆さまに
心から感謝いたします…(*˘︶˘*)♪
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やまの ことり です
自分が生まれ育った〝ふるさと〟を
誇りに思い、大切に思う心…
そんな〝ふるさと愛〟が芽生えるのは
ちょっとしたことがきっかけになるの
ですね
今年の4月…
わたしが子どもの頃から
当たり前だと思って見て来た景色が、
決して当たり前ではないことを教えて
くれた、ひとつのお話に出逢いました
紙芝居『大煙突とさくらのまち』
新田二郎氏の小説『ある町の高い煙突』が
2019年に映画化され、
映画『ある町の高い煙突』が公開された
2年後に誕生した、子どもたちにも親しん
でもらえる形になったお話です
およそ100年前に建設され、当時世界一の
高さを誇った『大煙突』は、1993年に
自然倒壊して三分の一になった今も、
日立のシンボルとして愛されています
また、春になると山の上から街中に
咲き誇る日立の美しい『桜』は、毎春
多くの市民が待ち焦がれる風景です
〈画像をお借りしています〉
この〝大煙突と桜〟の関係を知る人が
ほとんどいなくなった今、
〝100年前の日立の史実を
100年先の子どもたちに届ける!! 〟
をコンセプトに、困難と挫折に立ち向かい
それを乗り越えた先人たちの情熱と描いた
紙芝居が誕生しました
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わたしがご縁をいただいて、
この紙芝居を知ったのは今年の4月
10月のマルシェの会場をお借りするために
は うのしまヴィラさんを訪れた折、
〝大煙突とさくら100年レジェンドプロジェクト〟
のチームリーダーである原田実能さまから
お声かけいただいたのがきっかけでした
マルシェで予定していた
〝絵本と音楽のコラボ〟で、この紙芝居を
披露する流れとなり、
絵本『まほうのことばをいってごらん』
との2本立てで、スクリーン上演させて
いただきました
そして、それから1ヶ月後、
YouTubeにて動画を配信していただくこと
となり、先日収録いたしました♪
初めての経験でドキドキしながらの収録
でしたが、よかったらご覧になってみて
くださいね
因みに声色を変えて、
ひとりで読んでいます
舞台となっている『日立鉱山』は
祖父や伯父も働いていたと聞かされていましたので、冒頭の語りは、懐かしさで胸が熱くなります*.⋆
𖤣⚮̈ ☘︎𖧷𖥧.𖤣⚮ ☘︎ ̈𖧷𖥧.𖤣⚮̈ ☘︎𖧷𖥧.𖤣⚮̈ ☘︎𖧷𖥧.𖤣
日立市は今…
工業都市として活気があった頃の街は
ひっそりとしたシャッター街となりました
でも、一度この地を離れた若い方が
日立をもう一度元気にするために、
地元に帰って来て起業されたり
様々な挑戦をし奮闘されている若い世代の
皆さん、いえ若者だけでなく様々な年代の
方々がここ数年増えてきたのを感じていま
す
また、県外から引っ越していらした
子育て中のママさんたちが、日立の魅力を
発信してくださったり
自ら立ち上げたグループで、お子さまと一緒に街や海を守るクリーン活動も活発に行われています
昔から住み慣れた人も、
新たなふるさととして暮らし始めた人も、
共に大切なもの、大切な人を守るために、
わたしたちにできることとは…
今この時期に生まれた『紙芝居』は
時を超え、この時代に大切な心を
教えてくれているような気がしています
全国に暮していらっしゃる、
日立ご出身の皆さまにも
かつて日立鉱山にご自身や
ご家族が関わりをお持ちだった方々にも
懐かしく、また新鮮に想うひとときを
お届けすることが出来ましたら幸いです
わたしも
今このタイミングに
この場所に
今の私として存在できてよかった…
いつも支てくれて共に活動してくださる
仲間がいてよかった…
素晴らしいプロジェクトにほんの少しでも
関わらせていただけることに
心から感謝いたします
自分の〝ふるさと〟を
大切に誇りに思えるって
こんなにも清々しいあったかい気持ち
なのですね
皆さまの〝ふるさと〟はどんな場所で
どんな歴史があるでしょうか…
多くの先人たちが踏みしめて来た同じ土を
今、私たちは踏みしめながら生きているの
ですね
ことり