今日の出逢いに
心から感謝いたします(*˘︶˘*)♪
やまの ことり です
＊＊＊ 人生初の絵本は、先日思い
がけない形で夢が叶いましたが、
亡くなった父との夢を形にした
絵本の完成まではもう少し…。
父への想いがいっぱい詰まった
絵本は、アメリカに住む姉と、
姉の友人のイラストレーターさん
の協力のもと、 現在、編集段階
に入っています。 ＊＊＊
前回、絵本の記事をお読み下さった
皆さま、ありがとうございました
そして沢山頂きました心のこもった
コメントやメッセージは、私の心の
中に大切に大切にしまっておきたい
と思います
今回の絵本づくりを通して、
「私には絵が描けない」という、
絵に対して心を閉ざしていた理由に
気づくことが出来ました。
それは、遡ること数十年…
私が小学5、6年生の時。
何度も何度も描き直しを強いられた
図工の授業での恐怖心からでした。
担任の先生は、
ご自分が納得するまで何度でも
描き直し、塗り直しを指導される
方でした
下描き、清書、色塗りの各段階で、
教壇の前に列を作る生徒。
先生から合格か否かを言い渡される
自分の番が来るのが、それはそれは
怖くて…
合格が出た友達の後ろ姿に、
孤独感と焦り
ばかりを感じていました。
そのようにして出来上がった絵は、
クラス全員同じ色彩の同じような絵。
（人物画ですと、影や凹凸が際立つ、
ほうれい線の入った顔）でした。
このほうれい線が
何より描きたくなかったのかも
それまで好きだった図工の時間は、
回を重ねるごとに苦痛の時間へと変わ
って行きました。
２年間、先生からも自分からも認めて
もらうことのなかった気の毒な絵たち。
芸術的センスに欠けているんだ…
期待に応えることが出来ないんだ…
わたしの絵の感覚はそんなに
おかしいのだろうか…
誰にも見られたくない、絵を描く
ことが怖いという思いが心の中で大き
くなっていきました
絵を描くことへの恐怖心を
克服出来た今…
何事にも研究熱心で勉強家だっ
た先生を思い出しますと、
当時、退職を目前にした先生が、
ご自分の知識や技術を、惜しみなく
私たちに伝えて下さろうとしていたの
ではないかと感じます
そう…
怖い思い出を
嫌な思い出のままにしなくても
考え方次第で感謝の気持ちに
変えることは出来るのですよね…
あの頃の私に、
もう少し先生の言葉を理解する力が
あったなら、
もしかすると先生が正解とする絵を
描くことが出来るようになっていた
かもしれません
でも、私には何か良くて何がダメな
のか、何も見つけることが出来ぬまま
その時を通り過ぎて来てしまい
ました
未だに、正解はわかりません。
でも、絵本という、
自身の童心が蘇るものと接する中で
描く時に脳裏に浮かんだのは、
絵が大好きだった頃の幼稚園の風景。
休み時間になると、
「おえかきちょう」を手に
『いっしょにおえかきしよう』
』と誘ってくれた友の声。
わくわくをくれた声
ー うわぁ、かわいい！ー
ー じょうずだねぇ ー
ー もっとかいて〜！ ー
ー わたしにもかいて〜ー
そんな声を思い出していました
楽しい気持ちで書いたものは、
伝えたい想いで描いたものは
きっと見て下さる誰かの心に
届くのではないか…
自由に描きたいように描いていい…
そんな想いを持つことが出来ました。
そして、私が何故か ふと
「絵を描いてみたい」と思い始めた
今年７月。
とあるお店を訪れると、棚から
私を見つめていた一匹の猫ちゃんと
目が合いました
それは私が書いた物語の中の子猫に、
まだ色の無いイメージだけの子猫に
そっくりだったのです
描いてごらん
そんな声が聞こえた気がしました
その瞬間、私の物語の中のみーごは
黒い子猫 になりました
とっても嬉しいプレゼントをいただきました♡タイをたいらげた ちっちゃな みーご ♪
最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございました(⑅˃◡˂⑅)
ことり