オギーは、醜い顔の男の子。

これは遺伝子によって発生した現象で、何回もの整形手術によって

やっと今の顔になっている。

気にはなるけど、見てると見慣れてくるので、そんなに怪獣まではいかないオギーの顔。

★~でも、やはりいじめの対象にはなるね、ただそばに、助けてくれる仲間が必ずいるんだな。

 

家族も校長先生も回りの人々もみんないい人ばっかり。

 

 

 

でもそのいい人たちにも、葛藤があって夏休みが終わって新学期友達といっぱい

話そうと教室にいくと、どうも友達が「自分のことを嫌い」になってしまったように、強く感じ

はじめる。

聞いてみるのも怖いし・・・こんな青春時代ありましたよね。
映画はいいかんじに進むけれど、現実はなかなかうまくいかなかったよ。そもそも親に相談

できなかったしな・・・・!

 

オギーのために、母の愛をもらえず自分はひとりぼっちでしっかりやってきたんだと思い込んで

いるお姉さん(長男や長女にありがちな下の子に母、盗られる症候群)。

 

小学生仲間から、オギーと仲良くすると差別されるのがイヤで、先生からめんどう見るように

言われたからと・・・人のせいにするクラスメイト。
 

 

子供たちを取り巻く環境も、今の学校とは少しちがっていて、明るいいじめ&心のキレイな友達

がオギーの回りにはいっぱいいる。こんな明るい学校なら私は即、転校させようかとさえ思った。

 

 

今のいじめは、もっと陰湿だと思った。自殺するまで追い詰めるんだからね。
オギーのような子が5年生から転校してきたら、6年を卒業する前に自殺してしまうような

環境におかれてしまうように感じた。

日本の奥ゆかしさが悪いところに作用して、いじめの撲滅にいたらないんだよね。

無口が微得のような。美学のような・・・・・ただ勇気がないだけなくせに。

親も教師も自分の番になったら、「しゃべらない。」しかえしで、自分の子供がいじめられたら

何んて考えてるし、めんどうなことに関わりたくないだけなんだよね、きっと。

 

この映画がいじめをなくそうとする、心ある方々の心に刺さればと思います。