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シルバーバックの会 公認ブログ

長野県上田市に拠点を置く男性介護者支援団体《シルバーバックの会》の活動や、地域の四季折々の美しい風景を綴ります。

皆様、こんばんは。

今日は冷たい雨がそぼ降る中、上田市高齢者介護課主催の総合事業住民説明会へ行って参りました傘

平日ということもあり、参加者は30数名程と少し寂しい印象。前半は市職員(課長クラス?)から、配布されたパンフレットに沿って説明があり、後半は質疑応答の時間が設けられました。
説明の中で職員から「結論から言うと、国は介護保険費用を抑制する目的で、総合事業開始を決定した」との言葉が。上田市としても今後の明確な方針が打ち出せていない様子で、思わず本音が出てしまった感が見て取れた私ですタラー

それはさておき、実際の介護サービスについて今後どうなるのか?と言うと、現在利用中のサービスについては、利用回数・料金共に現行通りで変更はありません。この点については一安心ですが、気になるのは新たに加わる“基準緩和型訪問・通所介護サービス”。これらは、一定の研修を受講した(専門資格の無い)職員が、身体介助を伴わない業務に限定して従事できます。深刻な介護職員不足解消の為に導入されたシステムですが、効果は…個人的には期待薄ですねショボーン
余談ながら、前回の記事で緩和型訪問サービス1回利用1,500円、通所サービス1回利用4,500円と書きましたが、利用者負担は1割となるので、訪問1回150円・通所1回450円だそうです。

そして、もう一つ気に掛かるのが所謂“チェックリスト”なる物。日常生活についての質問事項に「はい・いいえ」のどちらかに⚪を付け、その結果次第でサービス利用対象者と認定されます。これまでの要介護認定は、主治医意見書や認定調査・会議を経て丁寧に行われていましたが、今後は自己申告のみで通ってしまう可能性が。良く言えば、手続きの簡素化によりサービス利用開始までの期間を短縮出来ますが、裏を返せば審査の手抜きや、虚偽の申請による不正利用の可能性も否定出来ません。ちなみに、このチェックリストを「認定資料として使用しない」と決定した市町村もあるそうですが、上田市は「利用する」そうです。
また、この様な不正を防ぐ方法について質問が及ぶと、市職員からは「地域包括支援センターのチェックに掛かっている」とのコメントが。
市としても、もうお手上げ状態なのでしょうが、委託(丸投げ?)された包括職員も既に限界かと。そして最終的なしわ寄せは、自治会や地域住民へと波及してしまうのではないでしょうか?

今回の説明会では、先行きの不透明さが際立った総合事業。自分の中でも、結論と呼べるものは導き出せませんでした。2025年問題を目前に控え『自己責任・自助努力による介護』が現実とならない事を、今はただ祈るばかりです。