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シルバーバックの会 公認ブログ

長野県上田市に拠点を置く男性介護者支援団体《シルバーバックの会》の活動や、地域の四季折々の美しい風景を綴ります。

皆様、こんにちは。

昨日、ここ信州上田の地において、『男性介護者と支援者の全国ネットワーク交流会』が無事開催された事をご報告致します。心配された天候は、少し曇り空で湿度は高いものの、荒れることもなく交通機関への影響もありませんでした飛行機

今回の全国ネット交流会は3部構成となっており、第1部はシルバーバックの会・総会、第2部は山口・斎藤両先生の講演、第3部は交歓会開催の充実した(?)スケジュール。
午前の総会開催に向け、早朝からお集まり頂き、資料作りにご協力下さった皆様へ、この場を借りて改めて御礼申し上げます。また僭越ながら議長という大役を仰せつかった私ですが、何分経験不足の為、進行が滞りがちになった事をお詫び致しますアセアセ
そして、平成28年度事業計画案並びに予算案の承認を頂き、新たな気持ちでスタートできる事、これもひとえに皆様のお力添えと心より感謝しておりますピンクハート

続きまして、本日のメインイベント『置き去りにされた介護の行方』講演会のスタートです。
トップバッターは、淑徳大学教授・山口光治先生の『それでも虐待をしてしまう理由』。サブタイトルに《養護者のこころに寄り添って》とあるように、要介護者ではなく介護者(養護者)に焦点を当てた内容です。先生の研究結果に基づいた講演の中で、特に印象に残った点は、“理由(タイプ)に応じた支援・アセスメント”でした。“アセスメント”と一口に言っても、通常ターゲットとなるのは要介護者であり、介護者(養護者)については、インフォーマルな部分として考慮される場合がほとんど。実は介護業務の中でも、“家族(養護者)支援”という単語は出るものの、中々そこまで手が回らない...と言うのが正直な所ですタラー
そんな中、当会ミーティングの当事者同士の語り合いは、互いの癒しや気付きに繋がり、援助職の支援とは異なった良い影響を与える...とのお言葉を頂きました。私自身、援助職の端くれとして耳が痛かったのですが、今回の講演内容を胸に刻み、また明日から精進したいと思います。

続いては、立命館大学准教授・斎藤真緒先生の『介護殺人に見る家族介護の陥穽(かんせい)』でした。昔ながらの大家族から核家族へ、そして単身世帯の増加に伴う家族形態の変容から始まり、「女性の社会進出と同様に、男性の家庭(家事)進出も必要である!」という、女性ならではの先生の持論に心の中で拍手喝采を送った私です拍手

そして両先生の講演に一つの共通項がありました。斎藤先生は『受援力(じゅえんりょく)』という単語を使用していましたが、これは自らSOS を発信する力の事。「困った時はお互い様」の精神で、他者を頼り相談する事も時には必要です。
日本人の中には「人様の世話にはならない」という一種の美徳がありますが、人は一人で生まれる事も死ぬ事も出来ません。生きている限り何処かで必ず誰かの力を借りている、そう思えば少しだけ勇気を出して、声を挙げる事が出来るのではないでしょうかおねがい

今回の講演会には、マスコミ関係者や援助職・当事者に加え、一般の皆様も数多くご参加頂きました。終盤のリレートークでも「勉強になった」「色々考えさせられた」との感想も多く、聴講されたお一人お一人にとって有意義な時間となったのであれば幸いです。

さて、次回は真のメインイベント!夜の交歓会についてレポート致します。それではバイバイ