約1か月ぶりの更新です!
実はちょっとだけ入院しておりましたw
入院期間中に読んだ「空をこえて七星のかなた」の感想になります!
作品概要
七つの短編が寄り集まって一つの物語を形づくる連作短編集で、星や宇宙をテーマにしながら日常の小さな謎や出会いが丁寧に描かれて、最後には「星座」のような連帯感と感動を感じさせてくれました。
あらすじ
「南の十字に会いに行く」:まもなく中学生になる少女・七星(ななせ9は、母がいない父娘旅で石垣島へ
そこで祖母や不思議な出会いと事実を知ることに
「星は、すばる」:小学4年生の美星(みほし)は夢見た宇宙飛行士になる途中、クラスメイトの行動で右目を負傷し
視力を失いかける。しかし、加害者との関係性が反転し物語は深みを増していく
他にも「箱庭に降る星は」では、廃部寸前の部活動を統合して存続させる天才的な高校生副会長の活躍が描かれます
最終話「リフトオフ」では、これまで出会った登場人物たちが一堂に会して人と人をつなげる物語が大団円を迎えます
感想・印象に残った点
1. 星のように輝く登場人物たち
登場人物たちは「文武両道」「美貌」「優秀」といった魅力を持つ人たちばかりです。
そのため、どこか現実離れしているようにも感じられます。でも読後はむしろ心が温まり、自分も前向きになれるような力に満ちています。
2. 短編同士の繋がりと大団円
最初は独立した物語に見える短編が最後には見事に一つの星座のように繋がっていく構成がすごくよかったです。
「種」が芽吹いて花を咲かせて最後には美しい実を結ぶような展開にすごく感動しました。
3. 日常の謎がやさしく解かれる読後感
どの話も深刻な悲劇や衝突はありませんでしたが読後には「読んで良かった」という清々しさがありました。
温かさや勇気をそっともらえる様な作品でした。
4. 唯一無二な結末への切なさと希望
完璧すぎる登場人物が多いゆえに「もし私ならどう受け止めるだろう?」と考えさせられる瞬間もありました。
特に「星の子」のような場面では解決があまりにもすっきりしていて、私的には心に引っかかる部分もありました…
まとめ
この作品集は忙しくて疲れている人にとって、夜空を見上げるような
優しい癒しと思い出すたびに温かくなる「星のような物語」です。
日常のほとんどの瞬間では見えない星が、ここでは確かに輝いていて読後、私もまた夜空を見たくなると
同時に人生の小さな謎に向き合う勇気をもらいました!
