1993年、彼は眩しすぎる輝きで日本のサッカー界を照らしていた。

ブラジル仕込みのドリブル、ゴールに対する強烈なエゴ、大一番での決定力、彼の存在はJリーグ

日本サッカーの象徴だった。

しかし、強烈な光の傍には深く暗い影が付きまとった。

ドーハの悲劇、フランスW杯メンバーからの落選。

その影は彼が渇望してやまなかったW杯という夢を2度も飲み込んだ。

彼のサッカーはもう終わってしまったのではないか。

そう思ってしまうほど暗い影だった。

結論はみなさんがご存じの通り。

彼は終わらなかった。

彼は夢を信じ、自分を信じて進み続けた。

Jリーグは誕生から19年目のシーズンを迎えた。

44歳になった彼は、今もなおピッチの上で誰よりも輝いていた。

サッカー界だけでなく、未曾有の災害という巨大な闇に飲み込まれた日本全てを照らすような

光で。

夢を持ち、自分を信じて進み続ければ、たとえ夢が叶わなかったとしてもその努力は必ず報われる。

あの日、長居で見せたカズダンスはそんな思いが宿っているように見えたのは僕だけでないはずだ。

昨日CL準々決勝の組み合わせが決定しましたね!


対戦カードのごとの感想はさておき、気になったのは「レアル・マドリー対トッテナム」「バルセロナ対シャフタール」の2試合。

準決勝は両カードの勝者が対戦することになっています。


結果によってはCL準決勝でクラシコが実現するかもしれません。
もし実現したとなれば、リーガ、コパ・デルレイと合わせて、1か月の間に4回もクラシコが行われることになります!


1か月に4回もクラシコが行われる事が、喜ばしいことかは一概には言えないでしょうが、各国リーグ、CLなどサッカーファンにとって4月は目が離せない月になるでしょうね。

日本を未曾有の事態に陥れた東日本大震災の発生から遡ること約1か月前、日本ではある団体が

まさに未曾有の事態に陥っていた。

角界である。

3年前に起きた、ロシア人力士の大麻問題。

昨年の野球賭博問題。

問題発生のたびに、批判に晒され、本場所を開催することに否定的な目を向けられたことさえあった大相撲。

だが、彼らは本場所開催を止めなかった。あらゆる体制を見直し、本場所開催を開催し続けた。

相撲の存在価値を信じて。

活動し続けることが角界再建への大きな力になると信じて。

しかし、とどめの一撃とも言える八百長問題が角界を襲った。

土俵際で踏ん張り続けた体はボロボロになり、跳ね返す力は既に残ってなかった。

ついに土がついた。

第二次世界大戦の戦災で破損した両国国技館の改修が遅れたために中止になった夏場所以来、65年間続いていた本場所が歩みを止めた。

相撲協会はあらゆる対策を講じ、角界に蔓延した膿を出し切るまで本場所は再開しないと宣言したが、再開に向けた明るい話題は未だに発表はない。

そんな中、震災は起こった。

1週間余り経った今も、安否不明者の捜索、原発問題など、暗いニュースが大多数を占めている。

僕は日本人のマインドの中には相撲は寝ずいていると思ってる。

角界はこの非常事態に、自分たちの姿を重ね合わせ、復興のシンボルとなるようなアクションを起こしてほしい。

別に、他人の不幸を自分たちの復活の足掛かりに利用しろと言っているのではない。

「相撲は日本の国技なんだ。」

「日本の危機に1番力になれるのは相撲なんだ。」

そんな国技たるプライドを今こそ見せてほしい。


セ・リーグが予定通り325日にシーズンを開幕することを決定した。

僕にはこの決断が理解できない。

セ・リーグ内には読売ジャイアンツ、ヤクルトスワローズ、横浜ベイスターズの3チームが首都圏を本拠地としている。

現在、首都圏では計画停電などで人々の日常生活に大きな影響が出ている。

そんな中でほぼ毎日試合を行うリーグを開催することが本当に最善の策なのであろうか。

それとも、この3チームは本拠地の機能が安定するまでビジターで試合をし続けるというのであろうか。

何より選手側の意向を振り切ってまで開催することにどんな意義があるというのか。

スポーツには人々に勇気を与えることができる。

それは紛れもない事実だろう。

しかし、セ・リーグが現状から目を逸らし、強行開催に踏み切るのであれば、野球は人々に勇気を与えるどころか、人々の心から離れていってしまうのではないか。

日本サッカー協会は「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」の開催を発表した。

チャリティーマッチ開催については賛否があるかもしれないが、今、日本サッカー界が出来ることを何とか被災地の方々に伝えることができればいいと思う。

そのチャリティーマッチの対戦カードだが、ザックジャパン対Jリーグ選抜となった。

当初サッカー協会が交渉していたニュージーランド代表は様々な事態を考慮し来日中止となった。

ニュージーランドといえば今年2月に起きた大地震は日本でも大きなニュースになった。

時期を近くして起きた2つの大地震に見舞われた日本とニュージーランド。

今回は実現しなかったが、時期を改めて両国が対戦する機会を用意してもらいたい。

話は戻ってザックジャパン対Jリーグ選抜。

僕が注目したいのはJリーグ選抜のメンバーである。

今日の発表ではJ1で活躍しいている選手を主体に最強チームを構成したいとJリーグの大東チェアマンは話したが、復興支援のチャリティーマッチなのだから、被害が大きかった宮城県や茨城県を本拠地とするベガルタ仙台、鹿島アントラーズ、水戸ホーリーホックの選手を可能ならば選んでほしい。

Jリーグが地域密着を理念にするならば、この3チームの選手の参加は欠かせないだろう。

そして、1人どうしても選んでほしい選手がいる。

キングカズこと三浦知良選手だ。

カズ選手ほど知名度、影響力がある選手はJリーグ全体を見てもなかなかいないだろう。

ドーハの悲劇、フランスW杯メンバー落選、京都での戦力外通告など、数々の苦境を乗り越え、44歳になった今でも現役にこだわり、日本代表を目指してストイックに努力し続けているカズ選手の姿は、今回の震災において海外メディアから評された「不屈の日本」と重なるのではないか。

そんな“ネバーギブアップ精神”の象徴ともいえるカズ選手の存在は大きな力になるはずである。