読書の感想ではなく
帯の感想
だって秀逸なんだもん。
島田荘司
世には天才としか表現出来ない人がいる。
世間からは画家や、音楽家や、作家とか
せめて芸術家とか呼ばれているけれど
そんなものではない。
あっちとこっちとそっちと
デルフィニアのリィが100本の手を同時に動かせるじゃないけれど、
莫大な情報を処理して結びつけけ
その元には自分の感性が生きている。
そんなことができて、できるのは天才としか呼べない。
僕には書けない。
とは、謙遜にすぎるのか、
良い意味で嫌味なのかw?
誰にも書けないであろう。
でも言い得ている。
最近の島田荘司は
島田荘司にしか書けない。
初期の彼ならば、似た様なものはまだ書けたかもしれない。
今では
真似しようとしても、出来ない。
彼は唯一の個である。