さて。
ずいぶん以前に、母に 「私はあんたの親なんだから、あんたのことを支配できると思ってた」 という、若干ショッキングな発言をされた…という記事を書いたことがあります。
あの前後、ちょうど銀世界は、 「うちの母って、もしかしていわゆる”毒親”」 とか、 「ってことは、私って、いわゆるAC」 とか、疑っていた時期でした。
まぁ、 ぶっちゃけ、そ~なんじゃないの …というのが、その後ワタクシなりに出した結論ではありますが。
ただ。
だからって、ど~ってことないじゃん …とも、思っております。
まぁ、多少の紆余曲折はありましたが、一応今でも普通の社会人として生活はできてるわけですし。
で。
最近になって、もうひとつ 「あ」 と気がついたことがありまして。
それは、 毒だろうと何だろうと、うちの母は母なりに私のことを愛していたんだなぁ …という、ある意味当たり前のことでした。
ただ、あくまでも 「母なり」 なので、私の欲しい形の愛情とは少し違っていたんですね。
それを、銀世界は 「愛されてない」 「そんな愛ならいらない」 と、頑なに受け取り拒否していたみたいで。
で、自分の望むような形で愛して欲しくて、無駄にジタバタしていたみたいです。
けど、それって結局ワタクシが、 「子供に対する母の愛は、こうあるべき」 っていう べき論 を振りかざしていただけで。
形さえ問わなければ、母の愛情は最初からちゃんとあったし。
どんな愛情だって、まぁ、愛情は愛情なわけです。
それをワタクシの側が、単に受け取り拒否&ないモノねだりをしていただけだったみたいですね~。
正直、今でも母の愛情をそのままの形で受け取るのは重たいと感じるし。
あんまり受け取りたいようなシロモノでもないのですが…。
いずれにせよ、 あるものはある ということに気がつけたことは、良かったと思います。
きっかけになった本達(多分)。
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