セクハラで訴えた話の続きです。
結局、部署を異動になり、私は元上司と同じ建物の中で働いていました。
もしも私が仕事でミスをしたり、仕事が出来ないと思われてしまったら、あの元上司が実は正しかったってことになりそうで、それも大きなストレスでした。私が仕事が出来るか出来ないかということと、私がセクハラを受けたことは全くの別問題だと思うのですが、違いますかね。
そんなこんなで、30歳を目の前にした時、転職を決めました。恐怖心や変なストレスを抱えたままずっと働き続けるのは無理だなと感じてしまい、年齢的にも最後のチャンスなんじゃないかと思って退職を決めました。
多分、私が本当に仕事の出来る人であればそんな風に考えなかったかもしれませんが、私自身いくらでも代わりは居る程度の仕事しか出来ませんでしたから、会社はやっぱり元上司を守ったように感じました。退職後もしばらく気持ちが病んでいましたが、無職の間は本当に好きなことだけして暮らしてみようと決めたところ、見事に復活出来ました(笑)。
次の転職は、美容業界(化粧品)でしたから、社長も上司も女性、社員はほぼ全員女性で、男性も女性的な人が多く、本当に最高の職場でした。
辛い経験をして転職を決めましたが、ここに辿り着くまでの試練だったんだなと思いました。
そして、あのセクハラ事件から20年以上経った今、あの時泣き寝入りしなくて本当に良かったと思います。もちろん訴えたことで嫌な思いも沢山しました。同じ職場で働き続けるのも辛かったです。
でも、あの時戦ったことで、今私の中ではセクハラ事件もすっかり過去のものとなり、細かいことやその時の感情を思い出すことも無くなりました。私の中でキチンと解決することが出来たんだと思います。
今回はそれを書きたくてブログに書きました。
読んでいただき、ありがとうございました😊