みなさん、こんにちは。

 

昨日から雨が続いていて、

 

家の中ではひんやりしています。

 

お昼にそうめんを食べたら体が冷えました(^^;

 

 

さて、今日は、昨日あったとても素敵な出来事を

 

書き残しておこうと思います。

 

 

私が大好きな漫画家さん、

 

細川貂々(ほそかわてんてん)さんに会いに行ってきました!

 

 

私が初めて貂々さんの本に出会ったのは

 

2006年のことだと思います。

 

映画化、ドラマ化もされた「ツレがうつになりまして。」

 

私は、書籍で読ませていただきました。

 

もちろん、その後、映画もドラマも観させていただきましたが。

 

当時の私は息子を産んで、産後鬱になっており、

 

貂々さんよりも、ツレさんのほうに共感することが

 

多かったように記憶しています。

 

鬱でかなり辛い毎日を送っていて、

 

そんな私には、コミックエッセイはとても読みやすく、

 

何度も何度も読み返したものでした。

 

ツレうつを皮切りに、

 

私の人生の要所要所で、

 

貂々さんの本は、私の心をわしづかみにしていきます。

 

ダイエットの本やおしゃれの本、

 

息子さんが生まれた話や、ツレさんと息子さんとの鉄旅の話、

 

そして、心のお話や発達障害のお話…

 

貂々さんが出される本は、どれも興味深い物ばかりで、

 

今も、私の後ろの本棚には、

 

たくさんの貂々さんの本が並んでいます。

 

 

そんな私が、勇気を出して、

 

 

『貂々さんに会いに行こう!』

 

 

と、思えたのは、相方さんの影響でした。

 

相方さんに促されて、

 

 

『よし!会いに行ってみよう!』

 

 

と、思えたのです。

 

 

貂々さんが、宝塚市で、いろんなイベントにご参加されておられるのは、

 

貂々さんのツイートなどで、もうずいぶん前から知ってはいました。

 

でも、作家さんに直接会うなんて、

 

私なんかが恐れ多いと思っていたので、

 

まさか、自分が本当に、貂々さんと言葉を交わすことになるなんて、

 

夢にも思っていませんでした。

 

 

5月13日の土曜日。

 

宝塚市の芸術文化センターで、里山マルシェをやっていて、

 

そこに、貂々さんがいらっしゃることはわかっていたので、

 

当日、いつも通り、相方さんと待ち合わせをして、

 

貂々さんに会いに行くことにしました。

 

 

もうずっと、1週間くらい、緊張して、

 

頭の中がパニック状態でした。

 

2日前にはお手紙も書かせていただいて、

 

読んでいただけたら嬉しいなぁと思っていました。

 

 

当日も、朝からプチパニックでした。

 

前日に着て行く服は決めていたものの、

 

当日になって、

 

『やっぱりこの格好じゃ失礼か?』

 

とか、

 

『かっちりしなくてもいいよな?』

 

とか、誰も気にしないのに、自分一人で舞い上がっていました。

 

 

 前日には、貂々さんの

 

 

『凸凹あるかな?わたし、発達障害と生きてきました』

 

 

という本を読ませていただきました。

 

ところが、例によって、私はタイトルが覚えられず、

 

内容も翌日にはほとんど頭から消えてしまい、

 

それが、自分の特性ではある者の、

 

つまり、どうすることもできないことではあるものの、

 

作家さんにとっては、とても失礼なことだと思い、

 

悲しくて仕方がありませんでした。

 

 

当日、里山マルシェは11時からの開催なので、
 
相方さんと一緒に、11時には会場に到着しました。
 
 
緊張で胸が張り裂けそうになりながら、
 
 
「すみません。細川貂々さんですか?」
 
 
と、貂々さんに声をかけました。
 
貂々さんは、
 
 
『最近どーなん?』
 
 
という企画で、
 
会場に訪れた人の近況を聞かせてくださいと、
 
Twitterでおっしゃっていたので、
 
お話させていただくつもりで会いに行かせていただいたのですが、
 
緊張のあまり、頭の中はパニックに。
 
自分の話や息子の話をとにかくいっぱい話しました。
 
貂々さんはとても物静かな方で、
 
穏やかに、静かに私の話を聞いてくださり、
 
それなのに、とても心に刺さるアドバイスをいくつもしてくださいました。
 
 
話しながら私は、
 
自分が話しすぎていることや、
 
テンションが高すぎることなど、
 
すごく心配で仕方ありませんでした。
 
でも、これが私のパニックの症状で、
 
パニックになると、黙っていられず、
自分が話をしなければいけないと思ってしまったり、
 
沈黙を作ってはいけないと思ってしまったりします。
 
とにかく、機関銃のように話し続けてしまいます。
 
何度か、
 
 
『この辺でやめておいたほうが…』
 
 
と思って息継ぎはしたものの、
 
私は、話の切り上げ方がわからず、
 
どうやって話を終わらせればいいかわからないので、
 
私の中のパニックはずーっと続いていました。
 
 
それを、黙ってニヤニヤしながら聞いている相方さん。
 
相方さんは、実は、私がパニックになっていることはわかっていて、
 
最後に、
 
 
「そろそろ行こうか?」
 
 
と、私に声をかけてくれました。
 
私が、話の切り上げ方がわからず困っていることを、
 
ちゃんと、察してくれていたのです。
 
ありがとう、相方さん(;~;)
 
 
そんなわけで、長くてハイテンションな私の話を切り上げ、
 
貂々さんご本人から、
 
新しい本を購入させていただきました。
 
『こころってなんだろう?』
 
は、朝日新聞の記事を読んで、
 
どうしても読んでみたいと思っていた本なので、
 
出かける前から買おうと決めていましたが、
 
『どーすんの?私』
 
は、貂々さんとのお話の中で、
 
また、前日に読ませていただいた本の中で、
 
いろいろと心に引っかかる思いがあり、
 
当日、
 
『この本、読んでみたい!!』
 
と、強烈に思ってしまい、衝動買いしました(笑)。

 

どちらもまだ、読んでいません。

 

これからゆっくり読ませていただきたいと思います。

 

貂々さんから、とってもかわいいサインをいただきました。

 

 

 
実は、図々しくも、私が持って行ったノートにも、
 
サインをいただきました。
 
これは、私の宝物です。
 
とても嬉しい言葉をくださって、
 
大切に大切にしたいと思っています。
 
相方さんに、
 
「大きくコピーして、部屋に貼っとけば?」
 
と、言われて、なるほどー!!と思い、
 
明日にでも、コピーしに行けたらなぁって思っています。
 
マジで、相方さんって、いつもいいこと言うなぁと思います。
 
 

 

 

 
最後に、さらに図々しく、

 

貂々さんとお写真を撮らせていただきました。

 

貂々さんは小柄な方で、

 

顔も小っちゃくて素敵な方なので、

 

私のデカさが際立ちます(^◇^;

 

目の前で、貂々さんが絵を描いてくださるところを

 

見せていただくことができて感激です。

 

貂々さんは、とっても優しくて、穏やかで、素敵な方でした。

 

本当にお会いできてよかったです。

 

ただただ、いろいろと、ご迷惑だっただろうなぁと

 

後で後悔と反省の嵐でした。

 

貂々さん、気安くお呼びしてすみませんでした。

 

とってもいい時間をありがとうございました。

 

素敵な経験をさせていただいて、

 

胸がいっぱいです。

 

 

余談ですが、その後、緊張のあまり疲れ果ててしまい、

 

相方さんにグズグズ言ったり、

 

帰宅後は20時には撃沈して寝てしまいました(^^;

 

相方さん、ごめんよぉ~。