今朝は6時前から起きています。
早いでしょ?
でも、寝たのは20時過ぎなんですよ(笑)。
さて。
先週の7日、七夕の日は息子の思春期外来の
定期診察日でした。
今回は私が体調不良ということもあり、
電話診察にしてもらいました。
電話診察にすると、息子は一切主治医先生と話をしないので、
出来ればちゃんと通院して、
先生と言葉を交わしてほしいなぁと思うところなのではありますが…。
今回の診察では、スクーリングに行けたことを報告しました。
あと、息子が学校の先生と面談をした際に、
進路の話が出たようで、
今年のうちにいくつかオープンキャンパスに行ってきたほうがいいと言われたらしく、
ちょっと戸惑っているというような話を。
まず、スクーリングに関しては、
次の目標は、息子が自分でバスや電車の時間を調べていくこと、
ホテルに私が宿泊するのは初日だけにして
あとは息子一人で宿泊するようにしていくことだねと言われました。
いや~。
マジで、そうしてほしい気持ちはやまやまだし、
そうしなきゃいけないよなぁ~って思うんですけど、
いかんせん、そこに持っていくのがめちゃくちゃ大変で、
私にかなりのエネルギーがいるんですよねぇ~。
やるやらないの攻防が…。
まぁ、なんにしてもそうなんですけど、
息子を動かすには、私の労力がかなり必要になってくるので、
正直しんどい。
いや、私がそんなこと言ってたらダメなのはわかってますよ?
私は労力を惜しまず頑張れってね。
わかっているけども…(--;
それから、進路のこと。
進路に関しては、息子はかなり漠然と、
「大学か専門学校に進学したい」
と思っている様子。
もちろん、今の息子にはかなり難しいし、現実的ではない。
大人から見れば、それは一目瞭然なわけだけど、
本人にはそれがわかっていない。
仕方ないよなぁ…。
でも、主治医先生は、
「ほー。
このまま一生家に居てもいいと思っているような息子君が、
外に出ようと思ってるわけですか?
良いじゃないですか。お母さん、
このまましばらく泳がせときましょうよ。」
と、おっしゃる。
ムムム…。
マジか…。
マジで、泳がせてていいのか?
たぶんだけど、先生の中では、
息子が3年で卒業するのは難しいと思っておられるのかなと。
そして、高校3年間で進路が決まらなくてもいいと思っておられるのかなと。
当然、学校の先生は高校3年には進路が決まっていることを前提に話をされているので、
学校の先生と主治医先生の間には大きな温度差が。
その狭間で、私はオロオロしてしまうわけですが。
うろたえても仕方ないですよね。
決めるのは息子だし、息子の人生だし、
焦ったところで、なるようにしかならない。
気持ちの中ではいろいろ思うのですが、
高校3年間ですべてを決めてしまわなくてもいいのかもしれないな、と
私は少し思っています。
現実的には、もちろん、いろんな問題が山積みなわけで、
だからこそ焦りはあるのですが、
私が焦ったところで、息子本人が気づかなければ、意味がない。
先生の言うことも、一理あるよな。
私がお膳立てしたことの中で生きるより、
自己決定と自己責任が大事かも。
オープンキャンパスも、本当はいろいろ調べて用意しようと思えばできるけど、
本人がやらなきゃ意味がないよな。
選択肢を、ざっくり示すことはできるけど、
私が誘導するよりは、自分で悩めばいい。
頼ってきたときは全力でサポートするけど、
息子の人生を私が形作るのはよくない気がするんです。
これじゃぁ、子供を支配する毒親だよな、と。
親は、先が見えてしまうし、近道で、安全な道を子供に歩かせたがる。
そんなの当たり前だけど、
子供にとっては当たり前じゃない。
子供には目先のことしか見えていないし、
何が安全なのか、何が近道なのかわからない。
でも、安全でも、近道でもない道を歩くことは、
悪いことではないし、
生きていれば、損をすることもある。
もう、17歳。
親が守りすぎる歳ではない。
色々と、手や口を出したくなるけれど、
もう少し、息子を手放さなきゃいけないと思っています。
たぶん、それなりに力はあるのに、
私が手を出しすぎているんだと思うので、
私こそが、試されているのだと思ったりもします。
自分の不安を解消するために、
息子の道を私が決めるのはよくない。
子供に障害があればなおさら、
「私がやらなければ…」
と思ってしまうのは当たり前だと思うけど、
子供に、子供の人生を託す必要があると思います。
幼いころは必要だった支援。
今はもう、息子に必要なのは支援じゃないのかもしれない。
息子に必要な支援は、息子が求めてこない限り、
黙って待つしかないのかもしれないと思うようになりました。
こちらから先回りして助けている限り、
息子は成長しないかもしれない。
なんとなくだけど、そんな気がするんです。
二人三脚の時期は、そろそろ終わりなのかもな。
なんてことを感じた診察でした。