こんにちは。

 

7月8日は息子と相方さんのお誕生日でした。

 

息子はこの日で16歳。

 

ちっちゃいおっさんの仲間入りです。

 

長かったようで、短かった16年間。

 

てか、この前15になったばかりだよね?!

 

いやはや子供の成長って、早いもんですね。

 

すっかりおっさんの声で、

 

身長も私を見下ろすようになり、

 

かさばるでっかい男が一人。

 

それなのに、まだまだ心は子供。

 

息子はたぶん、平均的な16歳よりもかなり幼いです。

 

かなり子供っぽい感じで、いまだに私にちょっかいかけてきて、

 

毎日のようにじゃれています。

 

親から見れば、可愛いですむ話だけど、

 

そろそろもう少し大人になって…(T_T)

 

 

高校生になって、なかなか思うように勉強がはかどらず、

 

かなり苦戦しています。

 

本当は、バイトもしてほしいところなんですが、

 

まだまだその段階には達していない感じです。

 

学校生活は淡々としたもので、

 

必要最低限のことしか興味がない様子。

 

勉強に関してはかなり遅れています。

 

たぶん、一つ一つに対してはかなりまじめに取り組んでいるのですが、

 

それゆえに、かなり時間がかかってしまって、

 

結果、相当後れを取っています。

 

やばいなぁ~。

 

でも、息子なりには頑張っているんですよね。

 

息子のペースでは、到底進級は難しいのですが、

 

息子なりには頑張っている。

 

頑張っているところは認めてやらないといけないのですが、

 

どうしても、できていないところに目が行ってしまって…。

 

だってだって、本当に、牛の歩みなんですもの…orz

 

 

誕生日当日は、息子からのリクエストに応えた夕食を作りました。

 

結構しんどい日だったんですけど、

 

なんとか頑張って作れました。

 

鶏胸肉のチキンカツ、ポテトサラダとクラムチャウダーです。

 

いや、このクッソ暑いのに、揚げ物は地獄よ!

 

でも、息子が大喜びで、

 

「おいしいおいしい」

 

と、食べてくれる姿を見ると、

 

作った甲斐があったなと思う瞬間です。

 

ほかのお母さんが難なくやってのけることだけど、

 

私にはかなりハードルが高い食事作り。

 

この日の夕食も、これだけ作るのに2時間もかかりました。

 

ぐはっ。

 

 

今年の息子の誕生日は、ジョジョの奇妙な冒険の第7部と第8部の

 

コミック全巻セットです。

 

結構高くついちゃって、

 

息子は喜んでくれましたが、

 

ちょっと遠慮してたっていうか、気を遣っていました。

 

「高いけど、いいの?」

 

ってね。

 

でもぶっちゃけ、私も読むんですよね(笑)。

 

息子もだけど、私も漫画はかなり好きなので、

 

二人とも読めるし、何度も読めるし、漫画も含めて本は財産だと思っているので、

 

今年は良いプレゼントができたかなって思っています。

 

 

あっという間に16歳。

 

辛く苦しい幼少期。

 

思い悩んだ小学校。

 

迷い苦しんだ中学校。

 

不登校を含め、発達障害のことも併せ、

 

いろいろ大変な思いをしてきました。

 

これからも心配や悩みは尽きませんが、

 

それでも、頼りになる、心優しく逞しい男の子に育ってくれました。

 

たまに、人が良すぎて心配になりますが、

 

いい子に育ってくれてよかったなぁとしみじみ思います。

 

 

最近の私は、

 

「不登校」

 

という言葉から解放されて、ずいぶん楽になりました。

 

息子本人もそうでしょうが、

 

私もかなり生きやすくなりました。

 

そういう意味では、通信制高校を選んでよかったかも。

 

全日制の高校に無理やり行っていたら、

 

高校生活も「不登校」という言葉に苦しめられていたと思います。

 

今の息子は、

 

確かに勉強はかなり遅れていますが、

 

何より大切な、

 

のびのびと、生き生きと暮らすことができていると思います。

 

親としては、それがとても嬉しいです。

 

 

ちなみに、

 

誕生日の日、中学の時の友達が、

 

「誕生日おめでとう」

 

と、LINEをくれたそうです。

 

そして、翌日には一緒にゲームをやろうと誘ってくれました。

 

約3か月ぶりのことで、楽しそうな話し声が私を嬉しくさせてくれました。

 

 

中学一年生の時、

 

息子が初めてLINEをやり始めたころ、

 

自分の誕生日をだれも祝ってくれないと、

 

すごく落ち込んでいたことがありました。

 

その時は、誰もが「仲間とつながる」ことに必死な時期で、

 

自分の誕生日には誰からもメッセージが届かないことに

 

息子はひどく心を傷めていました。

 

「誰も誕生日を祝ってくれない。」

 

「寂しい。孤独。」

 

人に読まれるとは知らなかった息子が、

 

自分のタイムラインにそう独り言を流しました。

 

それを読んだ私は、胸が張り裂けそうになりました。

 

いくら私が心から祝ったとしても、

 

友達の代わりにはなれません。

 

学校にも行かなくなって、誰からも相手にされないと思っていたのでしょう。

 

 

その後、学校に行かなくても、

 

一人の男の子はずっとずーっと、今も、

 

頻繁にではありませんが、声をかけてくれています。

 

そういう存在が一人でもいることが、親としては本当にありがたい。

 

 

あの頃のことを思うと、

 

今は周りに振り回されることもなくなった気がします。

 

みんなに相手にされないことを気にしなくなりました。

 

これも、かなりの成長だと思います。

 

さみしいのではなく、自分の価値観が固まってきたなって感じです。

 

この16年、ずいぶん大きく成長しました。

 

そろそろ私も、自分自身を見つめなおさないとなと思う今日この頃です。

 

 

息子よ、誕生日おめでとう!

 

母ちゃんの子供に生まれてくれて、ありがとう!

 

来年もまた、元気にお祝いしようね!