みなさん

 

こんばんは。

 

 

一日遅れましたが、

 

昨日の出来事を書きたいと思います。

 

 

5月の27日から、

 

一週間(5日間)、

 

息子の中学校では、

 

トライやるウィークが始まります。

 

トライやるウィークとは、

 

1週間の職業体験のこと。

 

地域の引き受けてくださる事業所さんのところに

 

中学2年になると職業体験に行きます。

 

 

息子の行く事業所さんでは、

 

農作業が仕事です。

 

(ぶっちゃけ、もうちょっと違うお仕事を体験させたかったのですが)

 

何はともあれ、

 

息子がトライやるウィークに参加できる可能性は極めて低いと思っています。

 

 

その、トライやるウィークの事前訪問が昨日ありました。

 

事前訪問では、

 

お世話になる事業所さんのところに行ってご挨拶させてもらい、

 

開始時間や服装など、確認しに行くのです。

 

息子はもちろん、トライやるのための授業にも全く出ておらず、

 

なので、事前訪問も難しいかなと思いました。

 

だけど、

 

事前訪問に行かなければトライやる本番は絶対に無理だと思ったので、

 

担任の先生と打ち合わせを重ね、

 

不安を最大限まで減らし、参加できるように環境を整えました。

 

 

息子が一緒に体験する生徒さんは息子をのぞいて5人。

 

全員違う小学校の子たちで、

 

今も同じクラスの子は一人もいませんでした。

 

なので、

 

とにかく不安や課題は山積み。

 

 

他の生徒さんたちは、

 

多目的室で先生たちと打ち合わせをした後、

 

各グループに分かれて歩いて事業所に向かいます。

 

息子は2年生全員がいる多目的室には入れません。

 

なので、下駄箱まで行き、

 

下駄箱で同じグループの子たちが出てくるのを待ちました。

 

そこから同じグループの子たちと合流し、

 

事業所まで歩いて行きました。

 

 

息子はマスクをしていました。

 

暑い中ですが、

 

主治医いわく、

 

パーカーのフードをかぶったり、

 

マスクをして外に出るのは鎧だそうです。

 

何かを間違えたり、失敗しても隠れられる、

 

身を守れるように、鎧をしているのだと。

 

息子はマスクをして、学校の下駄箱に行きました。

 

 

行くまでの間、本当に大変でした。

 

前日からため息は深く、

 

不安な表情のまま、

 

 

「行けないかもしれない」

 

 

と、何度も何度も繰り返していました。

 

朝起きても、

 

いつも通り腹痛に襲われ、

 

(漢方は前日の夜も当日の朝も飲みました。)

 

家を出るまでも、家を出てからも、

 

とにかく行きたくないと言い続けました。

 

だけど・・・

 

嫌だと言っても、

 

足は前に進んでいるのです。

 

足取りはもちろん重いけど、

 

確実に一歩ずつ進んでいます。

 

私にはわかりました。

 

この日は乗り越えられると。

 

 

下駄箱まで行き、

 

あとは先生にお任せしました。

 

 

私はその間図書館で待ちました。

 

そして、

 

顔を真っ赤にしてマスク姿の息子が帰ってきました。

 

床が波打ってると言いながら、

 

足が後ろに引っ張られると言いながら。

 

息子は体温調節が非常に苦手です。

 

暑さに気付いたころにはかなり遅くて熱中症の一歩手前です。

 

何が心配って、

 

農作業をしている最中に倒れないかが心配です。

 

 

さて。

 

帰ってきた息子は不満を言っていたかと言うと、

 

全くそんなことはありませんでした。

 

とてもいい顔をして帰ってきました。

 

そして、この経験は一つの自信につながったように思います。

 

 

さて。

 

トライやる本番はまだ一週間先です。

 

このモチベーションが一週間も持つとは思えません。

 

また本番当日、

 

環境を整えて、モチベーションをあげて、励ましながら背中を押そうと思います。

 

一日の仕事ですし、

 

五日間も続けられるか、

 

体力的にも心配です。

 

主治医の先生もそこのところを心配しておられました。

 

無理をしすぎず、様子を見ながら応援したいと思います。

 

 

それにしても、

 

よく頑張った!

 

 

 

息子を送り出して図書館に向かっている途中、

 

相方さんから電話がかかってきていました。

 

私は歩いていたので電話に気付かず、

 

相方さんは私の留守電にメッセージを残していました。

 

相方さんが留守電を残すのは本当に珍しいことで、

 

なんとなく嫌な予感がして留守電を聞いてみると、

 

突然入院することになったようでした。

 

本当にびっくりしてかなり動揺してしまったけれど、

 

今日、LINEが来て、

 

薬の調整をしながらとにかく休養することになったようです。

 

私も調子が悪い日が続いているので、

 

少しずつ体調を整えながら、

 

落ち着いた暮らしができるよう心掛けたいなと思います。