みなさん
こんにちは。
今朝、
ゴミ出しに行った後ポストを覗いたら、
今月の電気代のお知らせが入っておりました。
今月の電気代が一気に跳ね上がっており、
ショックを受けた私は、
15時半までエアコンをつけずに耐えましたが、
西日のヤローに負けて、
ついにエアコンをつけての更新です。
さて。
皆さん、お盆ですね。
お仕事がお休みに入った方もいらっしゃるのでしょうか。
夏休みの子どもたちを連れて、
それぞれのご実家に帰省、
なんて方も少なくはないことと思います。
実家に帰省。
なんか・・・
いい響きだなぁ・・・。
きっと、めんどくさいことも多いだろうし、
『旦那の実家なんてやだわ』
と、嫌々帰省の方もいらっしゃるかもしれません。
あ、その逆も然り。
嫌々帰省の旦那さんもね。
だけど・・・
私はこの、
お盆や正月の帰省が、
平和に行われる家族を
ちょっと羨ましく感じています。
私にも実家はありますが、
現在実家には父しか住んでいません。
「だったら尚更帰ってあげないと!」
と、言われることが多いのですが、
この、
「実家の帰る義務」
が、精神障害者の私には
漬け物石より重荷です。
父と私は本当に折り合いが悪く、
話をするだけ、
いえ、そばにいるだけでストレスが半端ないのです。
私はあまり、
父に感謝の気持ちがありません。
薄情なのかもしれませんが、
嫌悪感さえ抱きます。
『使えるときに使えたらいい。』
くらいにしか思っていません。
今年は、
祖母の初盆なので、
私が帰省することを当然と思っている父。
そして、父の妹である叔母。
私は父以上にこの、
叔母が大嫌いです。
そして叔母の旦那である叔父も嫌いです。
この人達が集まる初盆で、
心を蝕まれるような言葉を浴びせられ続けるのを想像するだけでも
今も吐き気がします。
初盆に行けば、
間違いなく翌日には倒れます。
もう、それがわかっちゃってるので、
「体調が悪いので、
欠席させて下さい。」
と、父にメールを送りましたが、
「大丈夫か?」
とか、
「わかった」
といったような返事は何もありません。
きっと、怒ってるんだろうけど、
知ったこっちゃないと思っています。
祖母には悪いけど、
私は死後の世界も信じていないというか、
解らないと思っているので、
墓参りにも行きません。
大切なのは『想い』であって、
場所や形ではないというのが私の考えです。
まぁ、
実家はあり得ないほど古くさい考えの田舎なので、
今時信じられないようなめんどくさいやり方で
お葬式だの法事だのが行われ、
女の人の負担がかなり大きいのです。
なので、
義妹にはちょっと申し訳ない気持ちでいっぱいですが、
もう私は実家には関わりたくないと思っているのです。
母はと言うと、
ここから車で3時間ほどの田舎に、
義父と一緒に二人で暮らしています。
義父にも3人のお子さんとお孫さん達がいらっしゃるので、
私が行って良い日がいつなのか、
いちいちお伺いを立てるのが面倒です。
そもそも行っても暑いし暇なだけ。
正直私は義父が苦手です。
声が大きくて威圧的な義父。
精神障害者の私を、
どう扱って良いのかわからないようで、
目も合わせないし、
ほとんど会話もありません。
私が話しかけない限り、
向こうからは話しかけてこないし、
息子の事を
「男は使えない」
などと言って、
かわいがるどころか無視しています。
母は私より義父に気を遣うので、
私や息子に我慢を強いることばかり。
そんな所に行って、
気が休まるはずがありません。
口を開けば私へのだめ出しをする母。
そんな所に行けば、
私の自己肯定感や
息子の自己肯定感は下がる一方です。
母は、
義父とは随分長い間不倫をしていました。
私が最初に気づいたのは中学二年の頃。
そこから、
母が父と離婚するまでの十数年、
私は憎しみの中で生きていました。
家の中では母の不倫などまるで知らない父と弟。
私だけが疎外感を感じ、
誰も信じることなく生きていました。
そんな母が、
ついに離婚することになり、
半年待つとすぐに再婚。
しかも、
離婚後は実家に帰ると嘘をついて、
義父の家で一緒に暮らしていたのです。
そんな母を信じることなど出来ませんし、
そんな義父に偉そうに何を言われた所で、
反感しか生まれません。
だから、
母の家に行きたいとは思わないのです。
結婚していた頃も、
『旦那の実家に帰省』
が、ありませんでした。
元夫のご両親は早くに亡くなられておられ、
帰省する実家はありませんでした。
唯一、
元夫の親代わりのような親友の実家に、
時々遊びに行かせていただくくらいでした。
私は、
『普通の家庭』
というものに強い憧れを持っていました。
今はもう、
『そんなのは私には幻想だな。』
と思うようになったけど、
それでもやっぱり、
「実家に帰省して甘えてきた」
とか、
「旦那の実家に帰省して、
子供と一緒にかわいがってもらってきた」
なんて話を聞くと、
何とも言えない切なさで胸が締め付けられます。
結局、
憧れていた結婚生活は破綻してしまい、
私は離婚してしまったわけだし、
普通の家庭のまねごとは、
もう、出来なくなってしまいました。
いや、まぁ、
離婚したこと自体に悔いはないし、
結婚していたときも、
何年かはすごく幸せに暮らしていたわけだから、
今あるもので満足しなきゃなぁとは思っていますけど。
今年は実家には帰らないと宣言したし、
大きなストレスは解消されたわけで、
だらだら過ごすと決めているので
決して不幸ではありませんが、
なんだか羨ましいなぁ・・・なんてふと、
思ってしまったのでした。