みなさん

 

こんにちは。

 

 

梅雨が明けました。

 

マジで、暑いです(--;)

 

我々親子は暑さに弱く、

 

二人で口を開けば

 

 

「暑い~。イライラする~。」

 

 

と、愚痴をこぼしております。

 

熱中症には気をつけましょう。

 

 

さて。

 

昨日は、息子の思春期外来の

 

診察と外来療育の日でした。

 

診察室には私一人で入り、

 

療育は息子一人で受けました。

 

 

待合室で息子は、

 

 

「今日は療育やりたくない」

 

 

と、例のごとくグズグズ言い始め、

 

私との押し問答が始まりました。

 

 

「とりあえず、

 

なんでもいいけど、自分で先生に交渉して。」

 

 

と、私は息子を突き放しました。

 

二人ともイライラ。

 

 

そこへ作業療法士の先生がやってこられ、

 

 

「息子君、こんにちは。

 

さぁ、行くで。

 

いこか。」

 

 

と、息子に声をかけました。

 

息子は

 

 

「えーーー」

 

 

と、言わそうな顔。

 

でも、自分から先生に言い出せません。

 

しばらくした後、

 

 

「ま。

 

話は中で聞くわ。

 

とりあえず、部屋に入ろう。」

 

 

と、先生に言われて、

 

渋々心理室へ入って行きました。

 

 

行ってしまえば嫌々でもなんとかなるもんで、

 

行ったのに戻ってくるって事はほぼほぼありません。

 

 

その少し後で、

 

私は診察室に呼ばれ、

 

主治医先生との診察でした。

 

 

一ヶ月ぶりの診察です。

 

息子が嫌々でも行ったことを、

 

 

「よかった、よかった」

 

 

と言って下さった主治医先生。

 

中学の支援級の見学に行ったこと、

 

適応指導教室の面談に行ったこと、

 

体験の申請をして行くだけでも行ってみようと話していることなどを話しました。

 

 

先生は、

 

 

「こんなにいろんな事が進んでいると思わなかったです。

 

すごいですね。

 

お母さん、大変だったでしょう。

 

よく頑張られましたね。」

 

 

と、言ってくださいました。

 

息子とのやりとりなどを話していると、

 

先生は私に、

 

 

「お母さんはちょっと、

 

一人で二人分背負って、

 

背負いすぎですよね。」

 

 

と、仰いました。

 

 

「二人だから、

 

毎日かなりしんどいでしょう。」

 

 

とも仰ってくださり、

 

 

「二人より、三人のほうが楽なので、

 

待合室まで来たら、

 

作業療法士にも入ってもらって、

 

三人でどうするか決めればいいんですよ。

 

そこで嫌々息子さんが行ったんだからオッケーです。

 

お母さんは、

 

後から息子さんに蒸し返されても、

 

『行ったから大丈夫、オッケーだよ。

 

何も悪いことないよ。

 

よく頑張ったね、お疲れさん。』

 

 

と、一旦ふたをして、

 

オッケーの箱を作るといいですよ。

 

息子さんが何を言ってきても、

 

 

『うん、でも行けたし終わったからオッケーだよ。』

 

 

と言って、一旦終わらせてくださいね。

 

息子さんが不安を感じたら、

 

お母さんはそれがよくわかられるので、

 

余計に気持ちが揺れるんですよね。

 

本当にこれで良かったのか、とか、

 

やっぱりこうすれば良かったんじゃないか、とか、

 

いろいろ思われるでしょうが、

 

お母さんは自分の判断に自信を持って下さい。

 

後からぐちゃぐちゃ言われても、

 

結果として行ってるんだから、

 

お母さんの判断は間違っていませんよ。

 

そこでブレると彼もわからなくなるから、

 

文句を言いながらでも、

 

辛いと思いながらでも、

 

行ったのなら連れて行って良かった、

 

帰ってきたら

 

 

『行けたね、お疲れさん。』

 

 

で、出来た箱を作ってあげて下さい。

 

息子さんは箱の底の方を掘り返して、

 

 

『いや、これが嫌だった。

 

あれが出来てない。』

 

 

と、色々言うかもしれませんが、

 

 

『うん、でも行けたから

 

母は良く出来たと思ってるし、

 

先生もオッケーって言ってるし、

 

それでいいよ。』

 

 

と、終わらせる。

 

それで一個一個積み上げていきましょう。」

 

 

と、言ってくださいました。

 

 

「お母さんと息子さんはすごくよく似てるんですね。

 

息子さんだけじゃなくて、

 

お母さんも理想が高いのかな。

 

だから、出来てないことに

 

目が行きがちなのかもしれないですね。」

 

 

と、言われてしまいました。

 

そして、

 

 

「お母さんも、練習ですね(^^)」

 

 

とも(笑)。

 

 

それから、

 

 

 

 

「『前も出来たから大丈夫。』

 

 

とか、

 

 

『これが出来て、すごいね!』

 

 

という言葉は、

 

彼にはちょっとしんどいかもしれませんね。

 

すごいって言われると、

 

今度もそれくらいすごいことをしないといけないと思って、

 

出来そうにないから行かない、やらない、

 

に、なっちゃう傾向にあるかもです。

 

前は前、

 

今回も、

 

 

『とりあえず、行ってみよう。』

 

 

くらいでちょうどいいですよ。」

 

 

 

と、言われ、

 

すごくすごく反省しました。

 

 

「すごいやん!」

 

 

って、めっちゃ言ってるし、

 

 

「前よりマシやろ。」

 

 

とか

 

 

「前も出来たから大丈夫。」

 

 

 

と、言っていました、私。

 

 

 

そう反省すると、

 

 

「いやいや、ダメじゃないんですよ。

 

それも大事。

 

それがダメなんじゃないですよ。

 

でも、あんまり言うと、

 

褒め言葉なのに、

 

実はプレッシャーに感じたり、

 

期待に応えようと思ってしまうお子さんが

 

結構多いんですよ。」

 

 

と、あくまで私を肯定してくださって、

 

何から何まで嬉しかったです。

 

そして、

 

 

「これは私の問題なのですが、

 

私は人の目が気になったり、

 

人が自分をどう思っているかがすごく気になって・・・。

 

さっきも、

 

作業療法士さんが息子と話してるのに、

 

私が知らん顔していると、

 

すごく無責任なんじゃないか、

 

無責任だと思われてるんじゃないかと思えて、

 

すごく不安なんです。

 

私は、

 

息子がこうなったのとか、

 

こういう風にしか出来ないのは、

 

全部自分のせいなんじゃないかと思っていて、

 

自信がないんです。

 

すごく責任を感じてしまって。

 

すみません、

 

これは私の問題ですね。」

 

 

と、話すと、

 

先生は、優しく労ってくださいました。

 

 

毎回毎回、

 

診察に入るといつも泣いてしまいます。

 

ついつい、

 

気が緩んでしまうんですよね。

 

まるで、

 

 

『外に出たら周りはみんな敵』

 

 

みたいに感じて、

 

いつもいつも気を張って生きていると、

 

ふと、気が緩んだときに

 

涙腺が崩壊してしまいます(^^;

 

 

でも、

 

診察、話せて良かったです♪