みなさん

 

こんにちは。

 

 

今日は療育の後、

 

14時から思春期外来での診察日でした。

 

息子はだんだんめんどくさくなってきて、

 

 

「もう、診察受けんでもええやん。

 

受けても意味ないで。

 

俺、暇やし、しゃべることないし。」

 

 

って言うので、

 

 

「しゃべれば良いのに、しゃべらへんからやん!」

 

 

って言っちゃいました。

 

そう。

 

息子は未だに診察室へは一人で入りません。

 

そして、

 

私を通してじゃないと、

 

ほとんど主治医先生とは話しません。

 

主治医先生に対して嫌悪感を持っているわけではありません。

 

ただ、

 

何をどう話せば良いか解らないのです。

 

 

療育の時間に話した話題でもあるのですが、

 

息子は極端に語彙数が少なく、

 

幼くて、経験値が低いため、

 

言葉を正しく使いこなせません。

 

正しい言葉で上手く相手に伝えられないため、

 

誤解を生じやすい上、

 

人の気持ちが想像できないので相手にどう思われているか解らない。

 

それが彼の弱点です。

 

 

さて。

 

今日の診察でも、

 

いくつかの収穫がありました。

 

 

もうすぐ息子は修学旅行です。

 

その修学旅行には、

 

もちろん私は着いていきません。

 

でも、

 

息子は修学旅行を楽しみにしていて、

 

行くつもりでいるのです。

 

そこで、

 

主治医先生は、

 

 

「心配なことも多いと思いますけど、

 

良いところに着目しましょう。

 

何を楽しみにしているのか、

 

何に興味があって行きたいと思っているのか、

 

そういうところに着目して、

 

先生にも協力してもらって、

 

そういうところを共有してもらいましょう。

 

修学旅行先で、

 

先生にこまめに声をかけてもらうように協力してもらう方が

 

良いと思いますよ。」

 

 

と、話して下さいました。

 

主治医先生的には、

 

息子が修学旅行に行く際には、

 

支援員さんか誰かが着いていくと思っていらっしゃったようで、

 

私にその発想がなかっただけに、

 

私の認識がまだまだ低いんだなと痛感させられました。

 

私は、

 

息子が行きたいと思っているのだから、

 

行ってしまえば何とかなると思っていて、

 

支援員さんのような存在が全く頭に思い浮かびませんでした。

 

 

主治医先生にも色々な私の思いを話してしまい、

 

思わず涙がこぼれてしまいました。

 

 

SCさんにいただいたアイディアで、

 

OKスタンプを、

 

もっと細かく分けて押すことにしたと話したら、

 

 

「学校に行く動機が、

 

お小遣いほしさになってしまうのも

 

考え物なのですが、

 

それは少しずつ考えていきましょう。

 

だんだんお小遣いが目的になってきたら、

 

また修正して改善策を考えれば良いんですし、

 

改善策のつもりが改悪策になるかもしれないし、

 

その時その時で、臨機応変にいきましょう。

 

お母さんも、全てを自分が背負わないで、

 

いろんな人の力を合わせていきましょうね。」

 

 

と言って下さいました。

 

 

そんなわけで、

 

今日の診察は終わりです。

 

診察でも泣いちゃって、

 

疲れてんだなー、私。

 

と、思いました。

 

 

息子といて、

 

息子の言葉を聞いて、

 

報われない感でいっぱいだった今週。

 

やりきれない想いが、

 

胸の中にいっぱいでした。

 

また来週、

 

心新たに頑張ろうと思います。