やっと文庫本になった米澤穂信先生の「満願」読みました。
古典部シリーズから入り大きな衝撃を受け、さよなら妖精で再びの衝撃、そこに満願で三度目の衝撃です。
氷菓を始めとする古典部は日常の謎をテーマに学生が問題を解決する物で自分のようなミステリー初心者でも楽しみながら読めます。殺人の無いミステリーって衝撃ですよね。
続編楽しみにしております!
さよなら妖精はタイトルから分かってはいたんです...でも信じたくなるような感情移入のできる素晴らしい作品でした。
異国の人と仲良くなり、別れる。日本は治安がいいと聞きます。その中で自国に戻るという決断はとても勇気のいる決断なのかも知れません。
氷菓から入った自分はこんな作品も書けるのかと衝撃です。
次に満願ですが短編集です。中でも関守は短編ながらも手のひらで踊らされました。
自然な行動が次の伏線となっていたり、繋がりの無いと思えていたものがどんどん繋がっていく様はゾクゾクします。
個人的にはタイトルの付け方がすごく好きなんですよ。
読んだ後にタイトルを読むと内容が出てくるほど重要なキーワードなんです。
達磨って全国的にも売ってるのでしょうかね?あまり身近な存在じゃなかったですが、自分も満願成就してきましょうか。
何年越しの願いなんて二十歳そこらの年齢ではない物です。
もっとも1年そこらで叶う願いなんて神様が出る幕でもないですね。
長く生きてこそ、思い出や願いが積まれてどんだけの歳月を費やしてでも叶えたい願いが出てくるのでしょう。
人生経験の未熟な自分にはまだまだ必要のない物だから身近な存在ではなかったのか...