今日で博多座での星組公演『ME AND MY GIRL』の観劇、３回目になります。
そして、初めてのマイティ・ビル回！
今回のお席は…
B席３階のL席！
（要するに下手側のボックス席…といえば聞こえはいいですが、要するに見切れのベランダ席？σ^_^;）
普通に背もたれにしっかりと背中を付けて観劇すると、こんな感じにしか見えません。
下手側は全く見えないし、全体的に目の前のアクリル板越しにしか見えない！？
B席だから仕方ないっちゃ仕方ないんですが、同じB席でも、３階後方でもセンターブロックならとても観やすい博多座…
同じ料金って…
そいつはご無体ってぇもんじゃねぇですか？！
（あえて言いたい！
）
だから…
↑ ちょっと「前屈み」で舞台の方を覗き込んだ時の視界…
まあ、後方に席がなく、右隣りにいるのがうちの息子だけだったからできることではありましたが…
これぐらいはしても許されるよね？ね？ね？
◆マイティ（水美舞斗さん）…as ビル
いや、やっぱりマイティはマイティだった！（←褒めてる？^^;）
マイティの別箱主演作品である『銀ちゃんの恋』を一緒に観ている息子くんに言わせると、「『銀ちゃんの恋』を観てるから、“やんちゃなビル”というのもだいたい想像がつく」ーー
って、なんやその言い方は？！
って感じですが、ぶっきらぼうな息子くんとしては精一杯褒めたつもりの言い方だそうです…σ(^_^;)
ただ、ありちゃんのいかにも少年っぽい「可愛いビル」を観た後は、「やんちゃ」といってもとっても大人っぽい色気のあるビルで…
これはもう観る人の「好み」かな？
私は胸にズキューン！と刺さりましたが…
うん、でも「ビル」としてはやっぱりありちゃんかなあ…
マイティは、30年以上もマリア公爵夫人への想いを胸に秘めてきた純情イケオジのジョン卿の方がやはりストンと胸に落ちるというか、ハマり役のような気がしました。
（アドリブについてはマイティの方が多めで、それだけゆとりがあったような気が…？^^;）
あ、もちろん！
ありちゃんとの「役替わり」ではなくて最初からマイティがシングルでビル役と決まっているなら、それはそれでとっても魅力たっぷりの、大人の色気を振りまきながらサリーには純情一直線の熱いビルを演じてくれて、とても良いキャスティングであったと思います。
でも、ありちゃんとマイティという、ちょっと前までは想像もつかない魅力的な二人のスターが「役替わり」で共演して、それぞれの個性をぶつけ合い、それぞれの可能性を広げる機会を与えてくれ、そしてそれを観る機会を我々ファンにも与えてくれて、劇団には本当に感謝しています。
あ、ちなみにマリア公爵夫人の「公爵」は、「貴族」の中でも一番格式の高いもので、それに続いて「侯爵」・「伯爵」・「子爵」・「男爵」となります。
で、ジョン卿（ジョン・トレメイン卿）は、どうやら「男爵」で、貴族の中では最下位のランク…
どうやら、ジョン卿とマリアさんが「お互いに深く思い合いながら」結ばれなかったのは、それが原因ではないかと…
（お話の中ではそのことに直接の触れられてはいないような気がしましたが…）
ビルが跡を継ぐことになった「ヘアフォード伯爵家」のお嬢様だったマリアさんは、お父様の先々代伯爵様から「より位の高い公爵家」に嫁ぐように言われ、嫌だと言えずに泣く泣く？（というか、それを「恋」だと気づかないまま…）ジョンのことは「良いお友達」だと自分に言い聞かせて公爵家に嫁いだのではないか…
で、その夫である「公爵様」が亡くなったので、実家であるヘアフォード伯爵家に戻ってきて、亡き兄の遺産管理人をつとめているのではないか…
と妄想？したんですが、こんな感じで合ってる？σ(^_^;)
ああ、もう…
実はこのお話を３回観て（前に明日海りおさんと花乃まりあさんの花組版『ME AND MY GIRL』を観たんですが、ほとんど記憶に残っていなくて…
）、一番心に刺さったのが、このマリア公爵夫人とジョン卿のエピソードでありまして…
最後に二人が結ばれて本当に良かった…
と、涙ぐんでいたのは私です！(^^;;
で、それはやっぱりありちゃんジョン卿の時よりマイティ・ジョン卿の時の方がジョン卿の陰影が深くて好きだったかも…
さて、今頃博多座ではソワレの『ME AND MY GIRL』が終演しているのかな？
このソワレはライブ配信されているから、全国の多くのファンの方が観ておられるんでしょうね…
私は新幹線で帰らないといけないから配信は観られなかったんですが、素敵な公演になっていることをお祈りし、また皆様のレポを読ませていただければと思います。
ではまた！