うちは相当数、おそらく普通の人以上に多くのハウスメーカーを検討しました。
いずれうちが選ばなかった理由も各メーカーごとにおいおい書いていきたいと思います。
今回家を建てると決定したわけですが、「家を建て替えたい
」と思ってから今までかれこれ5年以上経ってると思います。
今住んでいる家というのは平成元年築で主人の亡父が建てた家です。
その時代ですからもちろん布基礎で、その時代には珍しくなかった壁断熱（断熱材は入っていない
）、窓ガラスは当然1枚ガラス。
元々田んぼだった所を埋め立てて何軒かのお家が建った住宅地です。
建てて2年目ぐらいで既に和室の壁にシミが出ていたそうです。
そして床が浮くようになり、やがて腐って抜け落ち、キッチンとリビングは床をやり直したそうです。
（ここまでは近所の家も同じような状況）
現在、常に家の中はカビ臭く、和室に置いていた革のバッグは気が付けばカビだらけ、リビングの空気清浄機は「湿度90％」を示しています。
和室に置いた除湿器は常にフル稼働で1日2回も3Ｌの水が溜まっています。
この家に引っ越してきてから私の体調は悪くなる一方で、原因不明の微熱が続き、変な咳が出るわ、慢性蕁麻疹になるわと病院の先生も首をかしげる状態。
「かくかくしかじかですが、カビって関係したりしますか？」と尋ねると「大いにある」との事。
「でも、おいそれと引っ越すわけにはいかないですよね～」と言われたので「いや、うち建て替えを考えているんです」と言うと、「もしかしたら、それだけで治るかもしれませんよ！」との事。
おまけに廊下の床も浮いて来て抜けそうになり、お風呂も寿命が近付き、台風で門扉が壊れ・・・
と普通に修理するだけでも結構な費用がかかりそうな現実。
過去に震度5強の地震もあり、市役所の調査では「住むのに問題はない」と言われたものの、家が傾いているのでサッシの建付けが悪くなり、和室の小さい押入れの向こうから外の光が差してくる・・・。
極めつけがこの冬、外気温が1℃の日、外出先から帰ってきて石油ファンヒーターのスイッチを入れると「室温2℃」思わず2度見しました
その日はファンヒーター＋エアコンでも８℃までしか室温が上がらず、「もうこの家に住むのは無理」と思いました。
本当は消費税が上がった後、暇になっているであろうハウスメーカーをじっくり回って決定しようと思っていたのですが、「次の冬までに新しい家を建てないと死ぬ」という勢いに変わって現在に至ります。