幼稚園中退 -2ページ目

幼稚園中退

鉛色のモノローグ。

吐き出すほど溜まらない「僕」の独り言。

心の底にたまった、憂鬱、絶望・・・

「わったしはグリーンダカラちゃん~」


ランドセルをフリフリ、3年生ぐらいの男の子が、大きな声でCMソングを唄いながら、歩いてくる。


「ふふふふふーふふ ふふふんふー」


その先の歌詞は、わからないらしく、ちょっと小さな声になって鼻唄にしてごまかした。


すれ違う頃に、また唄いはじめた。


「わったしはグリーンダカラちゃん~」


すれ違い、彼が視界から見えなくなった。


私の背後から、彼の唄声かひびく。


「悪人ど~もをぶっ殺す~」



振り向いてちがーう!とツッコミたかったが、笑いをこらえるのが精一杯だった(笑)


あの、かわいらしいダカラちゃんが、悪人共をぶっ殺しているさまを想像すると、おかしくって。


いやー今時の小学生男子、侮り難し。