母の日以上に父の日を忘れていました。
父さん、申し訳ない。
ふつつかな娘で申し訳ない。
私の父は小学校の教諭だった。
父は教員試験の時
「ピアノは弾けますか?」
と聞かれ
「力の限り、引いたり押したりは出来ますが」
と言って、試験に受かった先生です。
平和な時代や。
そして、特に国語が得意な先生だ。
難しい日本語をたくさ知ってる先生だ。
本をたくさん読む先生だ。
私にすると尊敬する父であり人生の先生だ。
しかし、私はどういった事か、出来が悪い。
この日記を読んでいて多分分かってるとは思いますが。
私の出来の悪さにはきっとアロンアルファを感じるだろう。
(※アロンアルファ=強力)
それよりも、父さん。
大阪の孫が大変だよ。
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夏休みにそっちへ行くとはりきってるこの孫だよ。
この孫が学校からこんな物を持って帰って来たよ。
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あれはまだ娘が3歳の頃でした。
「母ちゃ~ん!父ちゃんが意地悪言うね~ん」
と泣きついてきました。
だから母は言ってやったさ。
「いっぺん頭スパーンかち割って脳味噌ストローでチュウチュウ吸うたろかぁ?」
と言ってやれ!
と。
それから月日は流れ、早、5年。
画像を見て貰う限り、少し間違って
耳からストロー入れて、のうみそチュウチュウすうたろか?
とインプットされている訳です。うむ。
一体これは何だ?と母は問いました。
「6月の誕生会の時、使ってん!」
と。
一体どう使うというのだ?
のうみそちゅうちゅうすうたろか?
を。
話しによると、この画用紙を黒板に貼ったらクラスは大爆笑だったらしいですが。
どういう流れで貼ったんや?
と問うと
「なんかなクイズしてな、答えがこれでな。そんで景品がパチンコとかマンションとかのチラシやねん!」
ふむ、さっぱりわからない。
もう一度問うと
「もうええっ!あかんわ。お母さん。」
アメリカンな感じに首を大きく横に振りながらそう言いました。
何だかアメリカンに育ったみたいです。
いや、違うか。
父さん!それよりももっと大変な事がありました。
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偉大なる国語が得意の先生の孫の回答用紙です。
父さん、私は育て方を間違えましたかね?
何はともあれ、父の日忘れていてすみません。
そして、夏休み、この娘をどうにかして下さい。
かしこ。