日曜日は俳句の紹介と英訳。
おとといは多くの学校で新学期が始まりました。
また金曜，土曜，あるいは明日の月曜日に入学式が行われます。
こちら仙台や宮城県南部の桜は満開です！
昨日は用事のついでに，
宮城県南部の白石川沿いの一目千本桜を見てきました。
あまり時間がなかったので，散策はやめて写真だけ。
こちらは仙台市内，太白区生出（おいで）の一本桜。
これも昨日撮影。
私が学生のとき，または教師になりたてのころ
入学式のあいさつと言えば，校長先生も生徒代表もきまって
「桜のつぼみもまさに咲こうとしている・・・」
という表現が定番でした。
入学式とは，そのような季節感でした。
しかし今，宮城県南部は入学式を祝うかのように桜が満開。
これは地球温暖化のせいなのではないでしょうか？
さて，今日は入学式を明日に控えた担任教師を詠んだ一句です。
明日出会ふ子らの名前や夕桜 中田尚子
（あすであうこらのなまえやゆうざくら）
中田尚子さんのことはよく存じ上げませんが，
「俳句年鑑」（角川2008年度版）より。
こちらは，平成16年2月24日，新宿・京王プラザホテルで行われた
第27回俳人協会新人賞・表彰の中田尚子さん。
小学校でしょうか，中学校でしょうか，明日は入学式。
担任教師として大切な出会いの１日です。
入学式では名前の点呼があります。間違ってはいけません。
それを考えると緊張します。
（しかも，今はキラキラネームばかりでけっこう難しい！）
ふと窓の外を見たら満開の夕桜。
昼の桜もいいけど，夕日に照らされた桜に漂う静寂感。
これは夕桜ではなく夜桜ですが
おととい，北仙台駅のホームで撮りました。（小さい駅です。）
新しい子どもたちとの出会いに対する期待感と責任感が伝わる
春の一句です。桜にはやはり不思議な力があります。
では，英訳してみます。
明日出会ふ子らの名前や夕桜 中田尚子
Names of students
Who will enter this school
Cherry blossoms in evening
最近は多くの学校で桜の下でクラス写真を撮っているようです。
きっとこの先生も子どもたちと一緒に写真を撮ることでしょう。
顔と名前が一致するのは，桜が散るころかな。
今日はTOEICを受験してきます。現形式最後のTOEICです。
（残念ながらこの試験が受けられる都市は限られています。）
５月からは新形式に変わります。
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