ARSENAL 1−2 Bournemouth
2026年4月11日(土)Premier League , Emirates Stadium
Goal
(17)Kroupi
(35)14Gyökeres(pk)
(74)Scott
1Raya
4White 2Saliba 6Gabriel 49Lewis-Skelly
36Zubimendi 41Rice
20Madueke 29Havertz 11Martinelli
14Gyökeres
(54)29Havertz>>>10Eze
(54)11Martinelli>>>19Trossard
(54)20Madueke>>>56Dowman
(76)36Zubimendi>>>9Jesus
(76)4White>>>3Mosquera
Substitutes
13Kepa
5Hincapié
89Salmon
16Nørgaard
負けてはいけない試合に負けてしまいました。
先発はミッドウィークに行われた
CLスポルティングCP戦で
問題が発生した8ウーデゴールと33カラフィオーリが
スカッドから外れて
29ハヴァーツがトップ下に、
49ルイス=スケリーが左SBに入り
そしてそのスポルティング戦で活躍した
11マルティネッリが左サイドに入った以外は
そのCLスポルティングCP戦と
同じメンバーが組まれました。
試合はミッドウィークに
CLスポルティングCP戦があった
アーセナルに対して
約3週間ぶりに試合を行ったボーンマス、
と言う様にこの両チームの間には
コンディションの面に明らかな差があったのは言うまでもなく
元々激しいハイプレスを仕掛けてくる
ボーンマスのそのハイプレスに対して
アーセナルはボールを前に進める事に苦しんでしまいました。
同時にビルドアップの場面でも
アタッキングエリアに入った後も
プレーの精度が著しく悪かった事もあり
流れを掴めないまま失点してしまいました。
17分、クリスティーからのスルーパスを受けて
右サイドの裏に飛び出した
トリュフェールからの折り返しが
2サリバの足に当たりファーに流れた所を
走り込んできたクルーピに押し込まれてしまい失点。
確かにDFラインを切り裂いたクリスティーのスルーパスは
完璧だったと思いますが
そもそもセネシからのパスを受けた
クリスティーに対して
対応していた36スビメンディは
寄せきれずにあっさりとかわされてしまったのは
緩すぎると言わざる得ません。
同時に大外から駆け上がってきた
トリュフェールに対して20マドゥエケは
一度その位置を確認しながらも
そのままフリーの状態で走り込まれるリスクがある事を
全く認識していないかの様に
中途半端な位置で浮いたままだったのも
大きな問題だったと思います。
もしも20マドゥエケ自身が
一番ワイドな位置で誰にもマークされておらず
クリスティーの位置で8ウーデゴールがボールを持っていたら
20マドゥエケも絶対に裏に向かって走り出していたと思います。
その事を考えればこの場面の状況が
どれ程危険な状況だったかと言う事は分かるはずですので
フリーの状態のトリュフェールのケアに動かなかった
20マドゥエケも猛省するべきだと思います
何はともあれ4ホワイトの裏のスペースに対して
どの様に守るかと言うのが
ここ最近の試合では常に課題になっていただけに
この試合でもそこに対するケアが
できていなかったのも残念でした。
その後も効率的に、効果的に
ゲームメイクができない状況が続いた事もあり
アーセナルの攻撃は散発的でした。
19分過ぎ、41ライスが蹴った左CKを
ゴール前で29ハヴァーツがヘッドで合わしましたが
そのヘッドも29ハヴァーツの右肩に当たってしまい
枠を捉える事ができず。
21分過ぎ、29ハヴァーツからのスルーパスを受けた
11マルティネッリがヒメネスをかわして
左サイドの裏に飛び出しましたが
対峙したヒルにあっさりと止められてしまい
中に折り返す事ができず。
23分過ぎ、バックラインでボールを回している所から
下がってきた29ハヴァーツに向けて
1ラヤから鋭い縦パスが送られ
その29ハヴァーツから11マルティネッリに向けて
ロングスルーパスが送られましたが
コースがズレてヒメネスにカットされてしまい
チャンスを広げる事ができず。
とは言え、この試合で
ボーンマスの前線のブロックの裏にあるスペースに向けて
縦パスが通ったのは
この場面が初めてだったのではないかと思います。
反対に言えばここまでボーンマスの
前線のブロックの後ろにあるスペースで
29ハヴァーツは効果的なパスを
引き出す動きができていなかったとも言え、
勿論、それは14ヨケレシュにも言え
もっと言えばここ最近の試合で
19トロサールが積極的に2ラインの間に顔を出して
パスを受けていた様に
20マドゥエケや11マルティネッリも
もっとこのスペースに顔を出して
パスを受けに行くべきだった様に感じます。
とは言え、この様にボーンマスの急所と言えるべき
前線のブロックの後ろのスペースで
パスを受けながらも
そこからの効果的に展開する事ができなかった
29ハヴァーツのプレーは
残念なプレーだったと言わざる得なかったと思います。
一方でボーンマスにもゴールに迫られる場面はありました。
25分過ぎ、ヒメネスからのパスを受けたライアンが
左サイドから送ったクロスを
ペナルティ内でクルーピに
ダイレクトで合わされてしまいましたが
そのダイレクトボレーは6
ガブリエウが顔面ブロックで防ぎ
ゴールは許さず。
その後もアーセナルは散発的に
ボーンマスゴールに迫りました。
32分過ぎ、左サイドのFKからの流れから
41ライスがペナルティの外側から
豪快に右脚を振り抜きましたが
そのシュートもエバニウソンにブロックされてしまい
ゴールを奪う事はできず。
この後にPKを獲得しました。
33分過ぎ、20マドゥエケが蹴った右CKのこぼれ球を
ニアサイドで6ガブリエウが左脚を振り抜いたボールが
クリスティーが挙げていた右腕に当たり
PK獲得。
35分、そのPKを14ヨケレシュが決めて同点!!
14ヨケレシュPKの特徴は
GKとの駆け引きは全く重視せずに
決めたコースに最高のスピードで蹴り込む事だけを
重視している様な印象で
この場面でもペトロヴィッチにコースを読まれていましたが
そのペトロヴィッチが伸ばした手が届かないコースに
その手が届く前にゴールネットに突き刺さすほどのスピードの
シュートを決めていましたので
正直分かっていても止める事が困難なPKと言えると思います。
同点に追い付いた事で
ここからエンジンが掛かってくるかと思われましたが
状況は一向に変わらず
反対にボーンマスにゴールに迫られる場面もありました。
39分過ぎ、右サイドのライン側からヒルが送ったパスが
カットしに行った2サリバの足が届かずに
エバニウソンに届いてしまい
そのままペナルティの中から左脚を振り抜かれてしまいました。
幸いそのシュートは1ラヤの正面で救われましたが
そもそもヒルがパスを出す前の場面では
右ライン際でパスを受けたトリュフェールに対して
14ヨケレシュ、29ハヴァーツ、20マドゥエケの3人で囲みながらも
そこからトリュフェール〜クリスティー〜ヒルへと
トライアングルでボールを回されて
あっさりと突破を許してしまったのも
非常に軽い対応だったと言わざる得ないと思います。
前半はこのまま1−1で終了。
ボーンマスのハイプレスに
ボールを中々前に進める事ができず、
同時にビルドアップの局面でも
些細なパスミスが非常に多かった為に
自らリズムを崩していたと思います。
同時に相手のアタッキングエリアに入っても
そのプレー精度が著しく損なわれていた為に
チャンスらしいチャンスを作る事すらできない状況でしたので
正直PKで同点に追いつけたのは
非常にラッキーだったと思います。
後半もこのメンバーのままで行くのか?
特に29ハヴァーツはブレーキになっていたと思いますので
どのタイミングで10エゼと代えるのか?
注目されました。
以前も書いたかもしれませんが
やはり29ハヴァーツはプレー自体のスピードや俊敏性、
プレーを選択する判断スピードが
2列目でプレーする上では
十分なレベルではないと思います。
勿論、この様な問題があっても
プレーの選択肢が限られている
CFの位置ではその問題は薄らぎますが
プレーの選択肢が多岐に渡る2列目では
攻撃の流れを歪ませる存在になってしまっている様に感じます。
よって、29ハヴァーツにしかない閃きやプレーがあるのも事実ですが
時々訪れるその輝きを期待して起用するか?
それ以外のプレーの一貫性や精度のなさを問題視するか?
二社一択の状況だと思います。
後半も攻守に噛み合わない状況が続いた為に
攻撃は散発的でした。
51分過ぎ、36スビメンディからのパスを
右ライン際で受けた4ホワイトが
タベルニエをかわして深い位置にまで入った所から送った
マイナス方向の折り返しを
走り込んできた41ライスが
ダイレクトで右脚を振り抜きましたが
そのシュートもスコットにブロックされ枠を捉える事はできず。
この様な停滞した状況を受けて
アルテタ監督は後半開始10分を待たずに
29ハヴァーツ、11マルティネッリ、20マドゥエケを下げて
10エゼ、19トロサール、56ダウマンを投入してきました。
しかしこの交代も劇的な変化をもたらす事なく
アーセナルの攻撃は散発のままでした。
67分過ぎ、4ホワイトのタックルで奪い返したボールを
10エゼ〜41ライスと繋ぎ
そこからドリブルで一気に加速した41ライスが
クリスティー、トリュフェール、セネシと
かわした所から左サイドに展開しました。
しかしそのパスを受けた19トロサールは
ヒメネスに止められてしまった為に
この速攻は一度止まってしまいましたが
最後はその19トロサールからのパスを受けた
41ライスがペナルティの外側から
豪快に右脚を振り抜きましたが
そのシュートもペトロヴィッチに止められてしまい
ゴールを奪う事はできず。
69分過ぎ、41ライスのロングスローを
クリアしたボールに対して
ペナルティの外側から4ホワイトが
ダイレクトボレーで右脚を振り抜きましたが
そのシュートもブロックされ、
そのこぼれ球に対して6ガブリエウも
左脚を振り抜きましたが
ブロックされてしまいゴールを奪う事はできず。
結局、早い段階で選手交代しましたが
根本的な部分が変わっていない為に
状況は良くなるどころか悪くなる一方でした。
そもそもの問題はバックラインからパスを繋いで
ゲームを組み立てる事ができなくなっている事でしたが
その様な状況を受けて
前線へ安易にロングボールを蹴り出してしまうと言う
現在のアーセナルにとって最も悪手である選択肢を
なぜいつも選んでしまうのか?
不思議でしょうがありません。
これまでも何度も指摘しています様に
アーセナルはロングフィードに対する
ボールの回収率が壊滅的に悪いにも関わらず
安易に蹴り出そうとするのは
自殺行為だと思います。
ラグビーと同様に
ただ単純に陣地を回復しようとしているのかもしれませんが
フットボールはラグビーとは異なり
前にパスを送る事ができるスポーツですので
陣地を回復してもすぐに自陣に戻ってきてしまいます。
本来ならばボーンマスの攻撃を凌ぎ
流れを取り戻して攻撃に転じるべき時に
安易に蹴り出してしまう為に
すぐにボーンマスボールになってしまう、、、。
言うなればアーセナル自身が
ボーンマスの流れが切れない様に
もっと言えば波状攻撃を行える様に
ボールをプレゼントし続けているのと同じだと思います。
正直言って安易にロングボールを蹴るくらいならば
バックラインで90分間ボールを回し続けた方が
まだマシかもしれません。
なぜならば、相手にボールを触らせる事さえさせなければ
負ける事はないので、、、。
結局、この悪手を続けた事が失点の切っ掛けを作ってしまいました。
74分、6ガブリエウが安易に蹴り出したボールが
クルーピに当たってアダムスに回収され
そこからブルックス〜クルーピ〜ブルックス〜エバニウソンへと繋げられ
そのエバニウソンが繋いだボールを
走り込んできたスコットに決められてしまい失点。
クルーピに当たったとは言え
案の定、6ガブリエウの蹴り出したボールは
味方の選手には届かず
完全にフリーの状態のアダムスに回収されてしまい
そこからショートカウンターを受けると言う
最悪の結果を招いてしまいました。
そしてさらに悪い事にFA杯サウサンプトン戦と同様に
人数は揃っているにも関わらず
対応が甘い為に簡単に切り込まれてしまい
最後はゴール正面に大きく穴が空いているのにも関わらず
カバーするべき36スビメンディの反応が
遅れてしまった為に
そこにフリーで飛び込まれてしまうと言う失態を
再び犯してしまったのは残念でした。
ミスは必ず犯すものだと思います。
しかしそのミスを繰り返すのは怠慢でしかないと思います。
なぜミスを犯してしまったのか?
もっと言えばなぜこの様な展開になってしまったのか?
同じことを繰り返していれば
批判されて当然だと思います。
それでも最後までボーンマスゴールを目指しました。
78分過ぎ、右サイドから56ダウマンが入れたクロスを
前に出たペトロヴィッチが
パンチングで弾いたボールのこぼれ球を
ゴール前に詰めていた14ヨケレシュが
強引に右脚を振り抜きましたが
ヒルに当たってしまい枠を捉える事ができず。
85分過ぎ、右サイドから送った56ダウマンのクロスを
ゴール前で9ジェズスがヘッドで合わしましたが
そのヘッドもペトロヴィッチのファインセーブに阻まれ
ゴールを奪う事はできず。
88分過ぎ、ジェズスからのラストパスを
前線に上がってきていた6ガブリエウが受け
そのファーストタッチでセネシをかわして
ゴール前に侵入して行こうとしましたが
そのタッチが流れてしまった為に
ヒメネスにクリアされてしまいゴールを奪う事ができず。
92分過ぎ、9ジェズスからのパスを受けた
14ヨケレシュが切り返してアダムスをかわした所から
右脚を振り抜きましたが
これも枠を捉える事はできず。
結局最後まで決定打に欠いてしまい
1−2で敗戦。
PL制覇に向けて負けてはならない試合を
落としてしまいました。
確かにこの日のアーセナルの選手たちは
消耗し切っていてコンディション的には
最悪の状況だったかもしれません。
とにかく運動量が少なく
果敢に仕掛けてきたボーンマスのハイプレスを
掻い潜る事もできなければ
パスを引き出す動きも乏しい為に
ボーンマスの守備のブロックを切り裂く
縦パスも殆ど観る事はできませんでした。
同時に、ボールタッチの部分でのミス、
簡単なミスパスも多く
その結果自ら攻撃のリズムを手放す様な
まさに最悪の出来だったと言わざる得ないと思います。
しかし、次の試合は待ってくれません。
水曜日にはCL準々決勝スポルティングCPとの2ndレグがあり
週末にはシティとの直接対決があります。
CL準々決勝スポルティングCPとの2ndレグは
1stレグで先勝したとは言え
リードはたった1点ですので
この試合の様な出来では
勝ち抜ける事ができるかどうか
全く確信を持てません。
そしてシティとの直接対決は
今シーズンPLの覇者を決める天王山になると思います。
現状としては消化試合が一試合少ないシティとの勝ち点差は
まだ6点ありますが
そのシティとの直接対決で敗れる様な事があれば
実質的に勝ち点で並ばれた状況になってしまいます。
そうなりますとまだFA杯の試合が残っているとは言え
既にCLから敗退しているシティの方が
スケジュール的には断然有利であり
同時に長年PLの覇権争いを行なっている経験から
シティはこのシーズン終盤に合わせて
コンディションを挙げてくるのが
非常に上手いチームですので
場合によっては残りの試合を全て勝利する可能性も
十分に考えられます。
この様に勝ち点で並ばれてしまうと
現在コンディションがどん底の状態の
アーセナルにとっては
非常に難しい状況になってしまうと思います。
勿論、反対に勝利する事ができれば
PL制覇に向けて大きな一歩になるのは間違いありませんので
まさに生きるか死ぬかの大一番になると思います。
何はともあれ、昨シーズンもCLレアルマドリー戦で
残りのエネルギーを全て使い果たした様に
その後失速してしまった失敗を
今シーズンも繰り返す事だけは避けなければなりません。
これはタイトルを獲得するチームが
必ず乗り越えなければならない試練だと思います。
体の中のエネルギーが底を突きようとも
我々は何の為に戦ってきたのか?
もう一度思い出し
再び立ち上がる為にエネルギーを絞り出さなければなりません。
そしてそれができた者だけが
栄冠を掲げる権利を得る事が
できるのだと思いますので
是が非でも再び立ち上がって欲しいと思います。
今シーズンの集大成が掛かっていると言っても過言ではない
一週間が始まります。
我々が行なってきた事が正しかった事を証明する為にも
再び立ち上がり
そして全てを出し切ってでも戦い抜く姿を
我々に観せて欲しいと思います。
C'mon Arsenal !!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2サリバ PL:1G0A CL:0G0A CC:0G1A
4ホワイト PL:0G1A CL:0G1A CC:1G0A
5インカピエ PL:1G2A
6ガブリエウ PL:3G4A CL:1G1A
8ウーデゴール PL:1G5A CL:0G1A
7サカ PL:6G3A CL:2G2A CC:1G0A
9ジェズス PL:2G0A CL:2G0A CC:0G0A FA:1G1A
10エゼ PL:6G2A CL:1G2A CC:1G0A FA:1G2A
11マルティネッリ PL:1G3A CL:6G2A CC:0G0A FA:4G1A
12ティンバー PL:3G5A CL:1G1A
14ヨケレシュ PL:12G0A CL:4G1A CC:1G1A FA:1G0A
16ノアゴール PL:0G0A CL:0G0A CC:0G0A FA:0G2A
19トロサール PL:5G5A CL:1G4A CC:1G0A
20マドゥエケ PL:2G1A CL:3G0A CC:0G0A FA:2G2A
22ヌワネリ PL:0G0A CL:0G0A CC:1G0A
23メリーノ PL:4G3A CL:2G0A
29ハヴァーツ PL:0G1A CL:3G1A CC:1G0A FA:0G1A
33カラフィオーリ PL:1G2A CL:0G1A
36スビメンディ PL:5G1A CL:0G2A CC:1G0A
41ライス PL:4G5A CL:1G2A CC:0G2A
49ルイス=スケリー PL:0G0A CL:0G2A CC:0G2A
56ダウマン PL:1G0A