うららかな、太陽のような人だった。
流されて生きてきた、この先結婚も出来るかわからない、不安だらけの私に、たくさんの笑顔、温かさ、人生ってこんなに楽しかったの?!くらいに、温かい笑顔で楽しい事をたくさん教えてくれた。
30代半ばにして、青春時代のドキドキワクワクをまた味わうなんて!本当に春だった。
それから結婚し、かわいい子供達にも恵まれ、幸せな日々。
彼は子供達が本当にかわいいようで、よく見てくれる。
いいお父さんになるね!
このままこの人と添い遂げるのかぁ。
この人となら何があってもきっと大丈夫!!
と、心底、思っていた。
結婚6年目、
最近彼の何かが変?
雰囲気が、何か違う。糸が張りつめたような、、、何?
聞いても「何もないで。」
ある夜中、ふと、寝ている彼を見ると顔の辺りに真っ黒のモヤがかかっていた。
見間違いかと思ったが、何度見ても見える。
それから度々聞いてはみたけど返事は決まっていた。一度、何か言いかけたが、「いや、何も」
4月、長女が小学校に入学したばかりのある日
両親が私に話したのは、私には天地がひっくりかえるような内容だった。
あの人が、そんな、まさか、、、
これは夢?
あちこちに借金をしていた。
私の身内、知人、職場の人。
両親、兄弟、身内や知人、周りの皆は知っていたけど、私にだけは皆話してくれなかった。
話してくれなかった事が本当に悲しかった。
外に出ると温かい日差しが降り注いだ。
あの笑顔はもう見れなくなるかもしれない。
涙が止まらなかった。
何で何も話してくれなかったのか。
そんな仲だったん?